先輩職員からのメッセージ

N.S(学務部)

先輩職員からのメッセージ

◆現在担当している業務の内容を教えてください!

学生が過ごすキャンパスライフの中でも、主に学部事務に関わる業務をメインとして働いています。
文学部担当では1年ごとにジョブローテーションがあり、入職5年目の現在(2023年時点)では、主な業務として、定期試験の実施運営、履修登録や教員が成績評価をするためのシステム設定、「履修の手引き」の作成、哲学科の海外研修プログラムの運営補助を主に担当しています。また、昨年行われた、学部の100周年記念イベントでは、イベントに使用する物品の値段交渉を業者と行ったり、他の部署に備品を借りに行ったりするなど、文学部担当以外の様々なステークホルダーとの関わりもあります。その他にも、学籍と呼ばれる学生の出入りに関する受付やシステム上の処理、各種証明書の発行、広報用のパンフレットの作成、ホームページの更新作業、新学期ガイダンスの準備と実施、各種調査への回答、オープンキャンパススタッフのサポートなど業務は様々です。
窓口で学生の履修相談に乗ったり、電話対応やオンライン質問フォームへの回答をしたり…。そんな皆さんがイメージする業務の他にも、多種多様な分野を担っているのが、この担当の特徴であり面白いところだと思います。

◆この仕事のやりがいを感じるところ、嬉しかったことを教えてください!

自分自身で計画したことをやり遂げ、更にそれが誰かの役に立ったことを感じた際にやりがいを感じます。
学部担当では、ただマニュアル化された事務作業をこなすだけではなく、より良い方法を模索しながら考え、仕事を進める場面が多々あります。例えば、一般入試は入学センターが担当していますが、他の大学などからの転校のような形をとる、編入学試験は基本的に学部の担当が一切を担っています。
入学試験は受験生1人ひとりの人生を背負うことになるため、試験当日であれば、試験会場の座席表1つを取っても非常に責任のある仕事です。事前に受験生の着席の様子をシュミレーションしたり、面接会場までの動線を検討したり。準備に準備を重ねて、当日特段トラブルも無く、入試が終了した際には、達成感がありました。また、合格が決まった後も、他の大学のルールに馴染みを持った学生に対し、いかにスムーズに本学での学業を始めて貰えるかを考える場面があり、試行錯誤をしながらも実施した学生案内に対し、学生より感謝のことばを貰った際には、とても嬉しかったのを覚えています。

◆就職活動中の皆さんへアドバイスをお願いします!

大学職員だけではなく、様々な業界を見て比べ、決めて欲しいと思います。大学に就職したら、企業研究で得た他の業界の知識が思わぬ所で生かされた!ということが何度もあります。私は大学職員を第一志望としていましたが、自分の可能性を広げたいという思いもあり、学生時代の研究テーマであった観光業を中心としたBtoCの業界を何社も受けていました。観光業の選考を受けるにあたり、お客様へ対応をする際のノウハウを先方に伺う機会があり、それが現在の電話対応や学生対応にも生かされていると感じています。また、大学職員は比較的他の業界よりも後に採用が始まります。他業種の選考にもチャレンジし、回を重ねることで、面接や筆記試験への自分なりの向き合い方も見えてくると思います。そして、もしも就職活動に行き詰まった際には、所属大学のキャリアセンターも利用してみてください。キャリアセンターのスタッフも、皆さんが目指す大学職員の1人です。大学に通う皆さんは、「大学」という一法人の企業研究のチャンスが常にあります。ぜひ皆さんの使える術を全て使って、就職活動に挑んでみてください!
皆さんと4月にお会い出来ることを楽しみにしています。