大学と卒業生との連携に関する仕事を行っています。具体例を3つご紹介します。
①卒業生データベースの管理
法政大学が設置する学校の卒業生は、約50万人以上います。その卒業生の皆様の情報をデータベース化し、管理をしています。
②大学公式クレジットカード事業の実施
大学と卒業生をつなぐ架け橋として、大学公式クレジットカード事業を行っています。カード利用額の一部が大学に還元される仕組みです。手軽に大学を支援する手段として、多くの卒業生の皆様に利用してもらうことを目指しています。
③イベントの実施
卒業生をはじめとする多くの方に、今の法政大学を知ってもらい継続的に大学と関わりを持っていただく機会を提供することを目的に、イベントを開催しています。企画、宣伝、当日の運営など、イベントに関わるすべての仕事を行います。住んでいる地域やご年齢が多様な卒業生に対し、どのようなサービスを提供すれば多くの皆様に喜んでいただけるのか、日々考えながら仕事を行っています。
一つ一つの仕事に対し本質的な課題点を見つけ改善策を考え実行し、それによって良い結果を得ることができたときに、やりがいを感じます。例えば、履修登録に関する仕事。履修登録の設定を誤りなく行うことが重要ですが、本質的には「学生の皆様が、授業受講に必要な手続き(=履修登録)を行えるようにすること」が最重要と考えています。その視点で改善策(学生へのご案内の手段やタイミングをわかりやすいようにする等)を考えて試すことで、「履修登録完了率」から、その成果を見ることができます。
職員の仕事は本当に多岐にわたるので、必要な知識・スキル、仕事のやり方の選択肢がかなり幅広いです。そのため、仕事において常に課題点と改善策を考えることを意識すると、とてもクリエイティブに働くことができると思っています。
改善策を考えることは楽しいですし、小さな改善でも良い結果が出ると嬉しく感じます。この積み重ねが、自分にとっても大学にとっても成長につながればいいなと思っています。
就職活動は、「自分を他者に説明する機会」であると私は思います。”自分を説明する”には、自分のことを客観的に深く知ることが大事だと思います。”他者に説明する”には、相手を知ることと、自分が伝えたい内容と相手に伝わった内容(受け手側の理解)にギャップが生じないようにすることが大事だと思います。自分を客観的に深く知るためには、自己分析が有効かもしれません。相手を知るには、企業研究やOBOG訪問が有効かもしれません。自分が伝えたい事と相手に伝わった事にギャップが生じないようにするためには、面接練習を通して話し方のスキルを向上させることが有効かもしれません。これらはあくまで手段ですので、最終的な目的を意識して、自分が何をするべきか考え準備することが大事だと思います。
また、自分を客観的に深く知ることを通して改めて気づく、自分の経験、趣味嗜好、理想の将来像などの多くの視点から、志望先を検討すると良いと思います。そして最終的に、”自分”と”自分の思い”を自分の言葉で表現して、志望先に伝わると良いですね。応援しています!