入試広報担当として、受験生やその保護者の方へ向けて法政大学の魅力を発信する仕事を行っています。具体的な仕事の内容を3つほど紹介したいと思います。
1.大学案内制作
情報誌としての機能にとどまらず、大学の強みや特徴を掲載した法政大学公式の刊行物「大学案内」を制作しています。学生や卒業生の取材・撮影から誌面の校正、冊子に使用する紙の選定など行っているため、「まるで出版社に勤めているかのような仕事内容だな」と思う時があります。
2.進学アドバイザー業務
北は北海道から南は沖縄まで、全国各地の高校や予備校、時には大きな会場に足を運び、高校生や保護者に1講演につき40分~60分かけて、大学や入試についての説明を行っています。
3.SNS等WEB関連施策
InstagramやX(旧Twitter)、LINEや本学HPの入試情報サイトの更新を担当しています。トレンドを追いながら、受験生や保護者の方に親しみをもってもらえるような投稿を心がけています。
その他、進学情報誌の校正や、オープンキャンパス、他大学と協同で行う進学相談会など多岐にわたり業務が存在します。
若いうちからさまざまな仕事を担当できることにやりがいを感じています!
前部署では入職3年目で小金井オープンキャンパスのリーダー職員を担当しました。コロナが流行り始め、今まで通り対面での開催ができない中、学生や先輩職員、上司と相談しながら1からオープンキャンパスを作り上げる必要がありました。前例がない中で準備を進めるのは大変でしたが、オンラインで無事に実施することができ、来場者アンケートに記載されていた「オープンキャンパスがきっかけで法政大学に行きたくなった」という感想を見た時はとても嬉しかったです。
入職6年目の今は、大学案内の制作を担当しています。大学案内を制作するには学生・卒業生を手配することからはじまり、取材の日程調整やアンケートの回収、各キャンパスへ赴き取材・撮影の実施を行うと同時に、掲載されている情報が正しいかどうか大学内の他部局との調整が必要になってきます。それと並行しながら自分自身でも校正を行っていきます。業務に着手してから大学案内が完成するまで約1年かかるのですが、大変だった分、完成し受験生が実際に手に取って読んでいる姿を見ると達成感を感じます。
就職活動を始めるにあたり、何から始めたらいいのか分からない、自分が何をしたいのかもわからない…。そう思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。私も最初はそうでした。就職活動を始めたばかりのころは、自分が何をしたいかが分からず、出版や製薬メーカー、飲料メーカーなど業種も絞らずに手あたり次第説明会に参加し、エントリーシートを提出していました。面接で「何がしたいの?」と聞かれても、自分自身もその答えを分かっていなかったので当たり障りないことを答えていたと思います。
でも、このような経験をしていたのは私だけでなく、周りも同じでした。みなさんも焦る必要は全くありません。
私は就職活動中、たくさん説明会に行ったおかげでいろいろな業界を知ることができ、そこで出会った人たちと話をすることで自分自身がやりたいことが分かるようになり、結果大学職員という道を選びました。
手あたり次第に参加したイベントも、実際に行かないと無駄かどうか判断することはできません。なので、就職活動中はたくさん調べ、たくさん行動し、たくさんの人と話して情報を得るのがいいと思います。
皆さんを応援しています!ファイト!