お知らせ

法政大学と兵庫県立大学、大阪大学が共同開発 SDGsに関する理解を促進し、行動を誘発する学習ツール「SDGsスタディパネル」(ターゲットパネル)を公開

  • 2022年12月08日
お知らせ

学校法人法政大学と兵庫県公立大学法人兵庫県立大学ならびに国立大学法人大阪大学は、共同でローカルSDGsに関する研究を実施しています。今般その成果として、SDGsに関する理解を促進し、行動を誘発する学習ツール「SDGsスタディパネル」(ターゲットパネル)を開発しましたので、公開します。

<SDGsスタディパネルの概要>
 SDGsスタディパネルはSDGsを理解し、その達成に向けて取り組む関係者の行動を支援することを目的に開発した学習コンテンツです。2022年4月に第一弾として、17のゴールを理解するための「ゴールパネル」を開発し、公開しましたが、その第二弾として、17のゴールの下に設けられている169のターゲットを理解するための「ターゲットパネル」を開発し、これを公開します。

SDGsスタディパネル「ターゲットパネル」

<SDGs達成に向けたアクションを誘発>
SDGsの実施期間(2016年~2030年)の半分が経過しようとしており、SDGs達成に向けた行動(アクション)を起こしてその成果を検証していくフェーズに入っています。しかし、SDGsの17のゴールは理解していても、具体的な行動になかなか移せないという声も聞こえてきます。そのような方々に本SDGsスタディパネルを活用し、行動に移していただくことを期待しています。

なお、本パネルは、環境研究総合推進費の支援を受けて進めている研究課題「ローカルSDGs推進による地域課題の解決に関する研究(研究代表者: 法政大学デザイン工学部川久保俊、サブテーマリーダー: 兵庫県立大学環境人間学部増原直樹、大阪大学大学院工学研究科松井孝典))(JPMEERF20211004)」の成果をもとに開発したものです。本パネルは、法政大学デザイン工学部川久保研究室のWebサイトより無償でダウンロードいただけます。また、本パネルの概要(SDGsを実践する際のヒント)を動画で公開しています。併せてご参照ください。

SDGs スタディパネルの使い方(多様な活用シーンに対応)

  • SDGsスタディパネル「ターゲットパネル」の例(ゴール1 貧困をなくそう)

  • SDGsスタディパネル「ターゲットパネル」の例(ゴール2 飢餓をゼロに)


【取材に関するお問い合わせ先】
法政大学 総長室広報課
E-mail: pr@adm.hosei.ac.jp Tel: 03-3264-9240

【研究内容に関するお問い合わせ先】
法政大学デザイン工学部 教授 川久保俊
 Web: https://kawakubo-lab.ws.hosei.ac.jp/