多様な学びを支援する体制

日本語教育センター

多様な学びを支援する体制

センターについて

センター概要

法政大学日本語教育センターは、外国人留学生や英語学位プログラムの学生等、日本語を母語としない学生の日本語能力の向上を図ることを目的に、全学的な日本語教育の発展と連携強化を図るための新たな拠点として設置されました。

本学で学ぶ外国人留学生等の日本語運用能力は、受け入れ学部・プログラム等が多様であることから、初級者レベルから上級者レベルまで幅広く、日本語教育に関するニーズは多様化しています。本センターでは、これら多様化するニーズに対応し、スキル系科目としての日本語科目のほか、ビジネス日本語科目やフィールドワーク日本語科目、理工系学生向け日本語科目など、日本語学修ニーズの多様化を踏まえ、科目を開講してゆきます。

本学は、法政大学憲章「自由を生き抜く実践知」の精神のもと、本センターの活動を通じ、大学で日本語や日本文化を学びたいという意欲を持った学生を積極的に支援してまいります。

センター長挨拶

現在、法政大学には30を超える国や地域から、約1,500名の留学生が訪れ、学びを進めています。また、英語で卒業・修了が可能な学部・プログラムは、1学部と5プログラムとなりました。年を追うごとに国際化するキャンパスでは、日本語教育に対する要望もより多様化しています。このような状況に対応するため、法政大学日本語教育センターは2023年9月に発足しました。

本センターは、市ヶ谷キャンパス・小金井キャンパスの学部・研究科(日本語学位課程)の留学生に加え、英語学位課程の学生、交換留学生、私費留学生等に向けた日本語科目を運営するとともに、市ヶ谷・多摩・小金井の3キャンパスにおける日本語教育のFD、質保証、教材開発などに取り組んでゆきます。

近年、留学生のなかには卒業後も日本で就職し、生活したいという要望が高まっています。そうしたなか、私たちは「共生」のために必要なことは「相互理解」であることを重視し、日本語を母語とする学生と日本語以外を母語とする学生の「共修」も重要なテーマであると認識しています。そのため、本センターでは日本語教育を起点に、多様な背景をもつ学生たちが学び、成長する場を積極的に提供してゆきたいと考えています。

小秋元 段 センター長(常務理事・副学長)

運営委員

センター長:
小秋元  段   常務理事・副学長

委員:
ダイアナ・コー  常務理事・副学長・グローバル教育センター長
平山   喜雄  常務理事
伊藤   マモル 法学部教授・市ヶ谷リベラルアーツセンター長
岩佐   明彦  デザイン工学部教授
金井   明人  社会学部教授
金子   智行  生命科学部教授・小金井リベラルアーツセンター長
芝田   幸一郎 経済学部教授
副島   健作  国際文化学部教授
藤田   悟   情報科学部教授
村田   晶子  日本語教育センター教授
菊池   克仁  教育支援統括本部長

教育関連

教育プログラム紹介

本プログラムでは、留学生向けの日本語科目を提供しており、言語背景やニーズに応じた体系的な教育と学習機会を提供しています。

プログラムの科目はレベル別に構成されており、初級では生活に必要な日本語、中級ではより広い場面で使うことができる日本語を学びます。そして、上級では、大学での勉学、将来の仕事に必要な日本語を学ぶことができるとともに、社会文化の関連科目を取ることにより、日本の社会や文化の理解を深めることもできます。

今後、効果的な日本語学習環境の構築をめざして、日本語母語話者と非母語話者との共修という学修スタイルをはじめとした本学の特色ある日本語教育のあり方を検討し、発展させてゆく予定です。

日本語教育センター設置科目はウェブシラバスより確認できます。

ニュース

  • 2024年4月1日 日本語教育センターウェブサイトを公開しました