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数学で現実の問題を解決。高度なことに挑戦したい、その情熱が原動力(理工学部 経営システム工学科 中根さん 4年)

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全15学部の学生にインタビュー!広報誌「HOSEI」6・7月号「意外と知らないみんなの学び」より、理工学部の学びについてご紹介します。

Q1. 所属する理工学部の魅力と現在の学びについて教えてください。
理工系分野全体をカバーしていて、国内では珍しい航空操縦学を学べる学科もある理工学部。さらに他学科の授業を履修できる制度が用意されているなど、専攻に縛られない自由さが気に入っています。個人的に印象深い授業は「オペレーションズリサーチA・B」です。資源の分配や在庫管理など、解決したい問題を数式に置き換えて最適な解を見つける技法について学びます。日常に潜む現象を、数学の知識を駆使して解き明かしていくところが面白かったです。また、所属しているデータ科学研究室では「ベイズ統計」を勉強中。この統計学は能力の評価方法などさまざまなテーマに応用できます。私は製品や部品の寿命を予測する手法「加速寿命試験」とベイズ統計とを組み合わせた研究に取り組んでいます。今後は大学院に進学し、研究内容をさらに深化させていくつもりです。「もっと高度なことに挑戦したい!」という情熱がますます高まっています。

Q2. 理工学部の“イチオシポイント“を教えてください。
他学部に比べて学科の人数が少ないので少人数授業が多く、先生とコミュニケーションが取りやすく質問をしやすいなど、意欲的に勉強に取り組める環境が整っています。また、小金井キャンパスを拠点にしたサークルや部活動が多数あるので、学科や学年の垣根を超えた交流が盛んな点も魅力です。

Q3. 学びの中で得た気づきとは?
「経営システム工学」という学問が、さまざまな社会的課題の解決に応用できることを知りました。与えられたデータを単に数字として眺めるのではなく、その分布や傾向が何を表しているのかなど、データの裏に隠れた事象・原因の重要性についても理解が深まったと感じます。

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