特集

今までと世界の見え方が変わった“経済学”という切り口(経済学部 経済学科 北井さん 4年)

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全15学部の学生にインタビュー!広報誌「HOSEI」6・7月号「意外と知らないみんなの学び」より、経済学部の学びについてご紹介します。

Q1.  所属する経済学部の魅力と現在の学びについて教えてください。
なじみのあるテーマでも経済学という切り口から学ぶことで、今までの自分にはなかった視点や考え方を得られる点に興味が尽きません。例えば「環境経済論」は、「環境」と「経済」という私の中で結び付くイメージがなかった二つのワードが融合した科目名から興味を持ちました。環境経済学の概念や具体的な手法について学び、グローバルな地球環境問題の解決を模索するアプローチは刺激にあふれています。ゼミでは、「都道府県データを用いた飲食店の売り上げ要因分析」に挑戦。コロナ禍で打撃を受けた外食産業の現状や傾向について考察しました。研究に当たってはたくさんの論文・先行研究に触れる必要があるため、文献を読み込み、学術的な課題を把握する力が養われたと感じます。さらに、各種の数字を扱う機会が多く、データを分析・活用するスキルも磨かれました。これからも社会のさまざまな事象にアンテナを張り、「経済学的視点」から探究し続けます。

Q2. 経済学部の“イチオシポイント“を教えてください。
他学部に比べてなんとなく自由な雰囲気を感じるところです。個性的な服装や髪形の人が多いイメージです。他学部と学部棟が離れているからか、独自の雰囲気があり慣れるととても楽しい空間です。学部の人数が多いので、自分と気の合う友人にきっと出会えると思います!

Q3. おすすめの本は?
確率・統計の基礎について学んだ『計量経済学の第一歩 実証分析のススメ』(有斐閣)です。当時の自分にとっては内容が難しく、ゼミでまとめて発表する際にも苦労しました。しかし今になって読み返してみると、当時理解できなかった部分が理解できるようになっていたり、自分の成長を感じることができる本です。

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