特集

音声情報処理を使って「合唱」の発声練習をもっと効率化させたい!(情報科学部 ディジタルメディア学科 山上さん 4年)

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全15学部の学生にインタビュー!広報誌「HOSEI」6・7月号「意外と知らないみんなの学び」より、情報科学部の学びについてご紹介します。

Q1. 情報科学部を選んだ理由と現在の学びについて教えてください。
幼少期からPCを触るのが好きだったことや、高校時代に合唱部の活動に打ち込んだ経験から、「IT」と「合唱」を研究できる環境を求めて情報科学部に進学しました。音声情報処理について学べ、自分のやりたいことをかなえられると胸が高鳴ったのを覚えています。これまでに面白いなと思った授業の一つが「パターン認識と機械学習」。AIを駆使したデータ分析について一から学び、実践的なプログラミングスキルを身に付けます。最新のIT技術に触れる中で、話題の生成AIを用いたシステムも独自に開発できるようになりました。所属する「音・言語メディア研究室」では、音量評価に着目した合唱の練習サポートシステムの構築について研究中です。発声練習の効率化を目指し、歌唱者の音階(周波数)だけでなく、音量評価もしてくれる仕組みを実装したいと考えました。音量調節に関わっている器官があることが分かるなど、研究を進めるほどに発見があってワクワクします。

Q2. 情報科学部の“イチオシポイント“を教えてください。
一つ目は、学生同士や先生とのコミュニケーションが取りやすい環境が整っている点です。情報科学部には、GBC(ガラス箱オフィスアワーセンター)があります。学生スタッフと学部の先生が常駐しており、課題や学生生活について気軽に相談ができます。二つ目は、学生の能動的な取り組みを歓迎している点です。学生が「期末試験対策の勉強会」を開催したり「先生方との懇親会」を企画したり。また、学生主体で「システム運用」や「貸与PCの環境構築」に取り組む団体もあります。

Q3. 将来の夢は?
「IT」を使って人々の暮らしが便利になるような社会作りに貢献したいと思うとともに、誰からも尊敬されるエンジニアになりたいです。卒業後はIT業界に就職するので、法政大学で学んだことを活かして自身の目標を達成できるよう頑張りたいです!

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