国際協力をテーマに熱いディスカッションが行われている松本ゼミ。文献講読や発表、議論、卒業研究を通じ、国際協力とその背景に関する論理的思考の醸成を目指しています。
一口に国際協力と言っても学生の研究テーマは様々。「エシカルファッション」を研究の切り口にするなど、必ずしも今ある国際問題だけに焦点を当てているわけではないのが、松本ゼミの面白いところと教えてくれました。
松本ゼミでは、思考のアウトプットの一環として論文執筆にも注力。執筆した互いの原稿に、学生同士率直にコメントを入れる「叩き愛」と呼ばれる取り組みがあるのは、議論を歓迎する空気感がある松本ゼミならでは。仲間たちの意見に刺激を受け、発信力・執筆力が高まるそうです。
「私にとっての松本ゼミは、互いに水や栄養を与え合える苗床です。学生たちが互いの水や肥料となり、成長を促し合える環境です。ゼミで培った論理的思考や発信力を生かし、多様な未来を描きます」と学生は語ります。
広報誌の撮影はゼミ中に行われ、議論で的確な意見をぶつけ合いつつ、雰囲気は和やかで、笑みを見せる時も。他者へのリスペクトや真剣さから生まれる居心地の良さが松本ゼミの魅力であるように感じました。
(掲載先:広報誌「HOSEI」2024年6・7月号)
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