| 研究代表者 |
溝渕 利明 大学院デザイン工学研究科 教授 |
| 主たる研究分野 |
社会基盤構造物の維持管理に関する研究開発・試験・技術指導等の活動 |
| 研究概要 |
本研究所は,現在喫緊の問題となっている社会基盤構造物の維持管理に関する調査・研究開発・教育を実施し,その活動を大学院教育に反映するとともに成果を社会に還元すること,および,維持管理に関する試験・技術指導等の活動により合理的な社会基盤構造物の維持管理に資することを目的として設置している。本研究所で実施予定の主たる事業は以下の通りである。
(1)鋼およびコンクリート構造物の維持管理に関わる検査方法
維持管理において重要な検査に関し,赤外線,電磁波,打音,蛍光X線等の非破壊によるコンクリート構造物の検査手法についての開発研究を行い,コンクリート中の鉄筋腐食状況把握,塩分量推定,鉄筋腐食状況,鉄筋腐食による浮き状況把握のための有用なデータの取得を行う。
(2)鋼およびコンクリート構造物の維持管理に関する研究
鋼およびコンクリート構造物の維持管理に関する研究を行い,社会基盤構造物の維持管理に貢献するとともに,これらの研究を通して維持管理に関する知見を蓄積していく。
(3)鋼およびコンクリート構造物の現地調査
電磁波を用いた非破壊塩分推定に関する研究において,日本各地において現地調査を実施住めとともに,その他の委託研究においても現場実験を実施する。また,赤外線を用いたコンクリート中の鉄筋腐食状況把握のために,沖縄などに設置した暴露試験を回収し,評価検討を実施していく。
(4)鋼およびコンクリート構造物の維持管理技術の向上に資する研究会等の実施
要請により学会・協会主催の講習会等に講師を派遣する。
(5)鋼およびコンクリート構造物の補修技術に関する研究
現在社会的な問題となっている鋼床版の疲労損傷に対する補修技術,耐久性向上策についてモデル試験体の疲労試験と有限要素解析を用いて検討する。
コンクリート構造物のアルカリ骨材反応抑制のための補修材に関する室内試験の実施を行い,その効果について有用なデータを取得する。
(6)鋼およびコンクリート構造物の機械学習を用いた劣化診断の自動化に関する研究
コンクリート構造物の内部欠陥等を⾮破壊で探知する⽅法としては各種あるが,それらの検査結果に機械学習の技術を応⽤して,検査技術者の技量レベルに依存しない⾼精度な分類技術の基礎となる定 量的な⼿法について研究を行う。具体的には,コンクリートの非破壊検査(打音,電磁波,赤外線など)を時間-周波数領域で画像化し,機械学習による手法を用いて,汎化的かつ定量的な分類性能を得る方法に関する検討を行う。
|
| 研究員 |
内田 大介 大学院デザイン工学研究科 教授
山本 佳士 大学院デザイン工学研究科 教授
尾関 智子 大学院デザイン工学研究科 教授
鳥海 瑠衣子 デザイン工学部 教務助手 |
|
大学院
特任研究員
|
野嶋 潤一郎 株式会社J-POWER設計コンサルタント
大住 圭太 一般財団法人首都高速道路技術センター
新井 淳一 リテックエンジニアリング株式会社 技術本部 技術部長
網谷 岳夫 東日本旅客鉄道株式会社
新保 弘 リテックエンジニアリング株式会社
羽原 俊祐 法政大学客員教授(岩手大学名誉教授)
三谷 裕二 株式会社ビー・ビー・エム営業サポート本部
渡邉 貴子 株式会社MCR科学技研
清 良平 株式会社計測技術サービス 代表取締役
山﨑 信宏 日本鋳造株式会社
長谷 俊彦 中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社 本社 土木技術部 副部長(構造技術担当) |
| 設置期間 |
2026年4月1日~2031年3月31日 |
| 設置場所 |
デザイン工学研究科都市環境デザイン工学専攻溝渕利明研究室 |