科研費執行における、主なスケジュールです。詳細は最新の「科研費取扱要領」及び研究開発センターからの各種通知をご参照ください。
スケジュール | 手続関係 | 説明 |
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4月1日 | 【補助金分】【基金分】 〔継続〕の課題 執行開始 |
継続課題の場合は、4月1日より執行可能です。 前年度からの変更点がありますので、必ず最新版の取扱要領を確認のうえ執行を開始してください。 |
4月1日 (一部別途) |
【補助金分】【基金分】 〔新規〕の課題 内定通知受領および執行開始 |
新規採択課題は、内定通知受領日以降、研究費の使用が可能となります。 |
4月上旬~中旬(一部別途) | 交付申請書・交付請求書提出 | 【補助金分】新規採択者・継続者とも必要です。 【基金分】新規採択者のみ必要です。 |
6月~ | 交付決定通知受領 | これを受けて他機関との分担金配分の授受を行います。 他機関への分担金振込みは、文科省・学振より送金が行われてから開始します。 |
6月下旬 | 「調整金」を利用した次年度使用の申請締切 | 補助金課題(最終年度を除く)かつ一定条件を満たした場合に、対象となります。 |
7月上旬~8月下旬 | 「調整金」を利用した前倒し使用の申請締切(第1回) | 補助金課題(最終年度を除く)かつ一定条件を満たした場合に、対象となります。 |
9月上旬~11月下旬 | 「調整金」を利用した前倒し使用の申請締切(第2回) | 補助金課題(最終年度を除く)かつ一定条件を満たした場合に、対象となります。 |
9月末まで | 40%以上執行 | 科研費は計画的に執行することが求められています。 目安として、9月末までにに40%以上、翌1月末までに80%以上を執行するようご留意ください。 |
12月下旬 | 「繰越制度」申請締切(第1回) | 補助金課題のうち、交付決定時には予想し得なかったやむを得ない事由により年度内に完了することが困難となった研究課題(補助事業)については、文部科学大臣を通じて財務大臣の承認を得た上で、当該補助金の全部又は一部を翌年度に繰り越し、使用することができます。 |
1月上旬 | 「繰越制度」申請締切(第2回) | 補助金課題のうち、交付決定時には予想し得なかったやむを得ない事由により年度内に完了することが困難となった研究課題(補助事業)については、文部科学大臣を通じて財務大臣の承認を得た上で、当該補助金の全部又は一部を翌年度に繰り越し、使用することができます。 |
1月末まで | 80%以上執行 | 科研費は計画的に執行することが求められています。 目安として、9月末までにに40%以上、翌1月末までに80%以上を執行するようご留意ください。 |
1月下旬 | 「繰越制度」申請締切(第3回) | 補助金課題のうち、交付決定時には予想し得なかったやむを得ない事由により年度内に完了することが困難となった研究課題(補助事業)については、文部科学大臣を通じて財務大臣の承認を得た上で、当該補助金の全部又は一部を翌年度に繰り越し、使用することができます。 |
2月中 | 支払請求書提出 | 基金分のうち、 継続の研究課題で必要です。 |
2月中旬 |
物品費のうち「設備備品費」の支払申請書類提出締切 |
設備備品(1個又は1組の価格が税込10万円以上の物品、1冊税込10万円以上の研究図書)は、当該年度中に大学へ寄贈申請を行う必要があるため、他の提出スケジュールより早期の期限を設けております。詳細は、最新の科研費取扱要領をご確認ください。 |
4月初め | 設備備品費以外の費目 (物品費のうち消耗品費、旅費、人件費・謝金、その他)の 支払い申請書類提出締切 |
詳細は、最新の科研費取扱要領をご参照ください。 |
4月以降 | 執行後の各種報告書 (実績報告書・実施状況報告書、研究成果報告書等)の作成 |
日本学術振興会へ収支及び研究実績の報告書を提出する必要があります。 |