お知らせ

2022年度「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト 初夏の新定番 対 こだわりの詰まった法政大学で最愛の庭園」を開催(2022年6月8日(水))

  • 2022年06月09日
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 2022年6月8日(水)、「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」は、庭園にとって恵みとなる雨の合間に、「法政大学で最愛の庭園」を目指した活動の第二弾を開催しました。

 プロジェクト第二弾は、「初夏の新定番」をテーマに、環境センターの榎本 直子より初めてプロジェクトに参加して下さったメンバーに向けて「グリーン・テラス誕生秘話と庭園における環境配慮」についてお話し、テーマに沿ってメンバーが選定した主な花苗や初夏の庭園における深刻な課題である「ヒメジョオン」と「ハルジオン」を始めとした雑草の特徴について説明しました。

 続いて、2021年12月に開催した「Season's Greetings 対 こだわりの詰まった法政大学で最愛の庭園」において「休眠挿し」をして冬を越した「アジサイ」やテーマを踏まえてメンバーが選定した苗、菜園区画ではみどりのカーテンを目指して沖縄産の「パッションフルーツ」の苗(環境センター榎本 直子が寄贈)、エコギャラリー新宿主催「2022年度新宿エコライフまつり」においていただいた「トウガラシ」や「ケヤキ」の苗を植え付けたり、「ソバ」の種から発芽した芽を間引きしました。

 最後には、「法政大学で最愛の庭園」において初夏の深刻な課題となっているD区画を中心に雑草の手入れをメンバーと一緒に行いました。今回は、「日本の侵略的外来種ワースト100」に指定され、生態系への影響が大きい雑草である「ヒメジョオン」と「ハルジオン」、屋上庭園の浅い土壌においても地下茎が深く繁茂する「スギナ」を中心に草刈りをしました。

 2022年3月、「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」は、千代田区・新宿区にまたがる「外濠」におけるビオトープネットワークを意識した「法政大学で最愛の庭園」を目指した取り組みが評価されて、千代田区主催「令和3年度 ちよだ生物多様性大賞」において入賞しました。2022年度は、「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」として、活動拠点である「グリーン・テラス」においてメンバーが実現したいことを募り、メンバーの主体的な活動を応援します。

 また、法政大学環境センターは、2022年6月の「環境月間」に向けて、2022年6月17日(金)に「国土交通省協力講座「サプライチェーンにおける『グリーン物流』の推進」、2022年6月29日(水)に「こだわりの詰まった国営武蔵丘陵森林公園訪問エコツアー」を開催し、参加者を募集しています。

 環境月間には、東京ドーム約65個分の広さを誇り、四季折々の風景や木々、草花も楽しむことができる「国営武蔵丘陵森林公園」を訪問したり、こだわりの詰まった「法政大学で最愛の庭園」を目指した活動に参加したり、たまには夜空を見上げながら、参加者が我々の生活と「自然」とのつながりを意識するきっかけとなればと願います。

 次回のプロジェクトは2022年6月22日(水)を予定しております。皆様と「法政大学で最愛の庭園」でお会いできることを楽しみにしております。

今回は、梅雨時期の束の間の晴れ間に、メンバーが集まってくれました。

  • 梅雨時期にも関わらず、屋外での活動に、ちょうどよい気候でした。

  • プロジェクト当日は、環境センター 榎本 直子より初めてプロジェクトに参加したメンバーに「グリーン・テラス誕生秘話と庭園における環境配慮」、テーマに沿ってメンバーが選定した主な花苗や初夏の庭園における深刻な課題である「ヒメジョオン」と「ハルジオン」を始めとした雑草の特徴について説明。

  • まず、テーマに沿ってメンバーが選定した花苗を植え付けました。

  • 今年のみどりのカーテンには、沖縄産の「パッションフルーツ」。

  • 2022年5月に開催した「一石二鳥 対 こだわりの詰まった法政大学で最愛の庭園」においてメンバーが持参した「ソバ」の種から発芽した芽を丁寧に間引きし、他のプランターに植え替えました。

  • プロジェクト終了後は、料理、ポプリなど等に活用されている収穫期を迎えた「ローズマリー」を希望者で収穫。

  • メンバーのお二人は、B区画で「スギナ」を最後まで丁寧に草刈りしてくれました。

  • えこぴょんは、雑草との闘いが深刻な課題のD区画を眺めながら、次回に向けた構想を練ります。