1.日時
2020年12月17日(木)15:30~17:10
2.場所
Zoom(オンライン上)
3.講師
鬼頭英明 氏(スポーツ健康学部教授)
4.参加者数
11名
2020年12月17日(木)に課外教養プログラム「コロナ禍の今だから学ぶ感染症 ~自分と周りの人を守るために~」をオンライン形式にて実施しました。現在新型コロナウイルスの影響が世界中に広がる中、人々の感染症に対する関心が今まで以上に高まっています。このような状況下で、インターネットやニュース等で感染症に関する情報を得る機会が多くなりましたが、専門的な知識のない我々には情報の選別が難しいのが現状です。そこで、本プログラムは感染症に対する正しい知識や対策を学ぶ機会を提供し生涯役に立つ知識を得ていただくことを目的とし開催しました。
講師には本学スポーツ健康学部教授で、応用健康科学、環境・衛生系薬学などを専門としている鬼頭英明氏をお招きしました。当日はグループワークの時間を設け、各自が行っている感染症対策や新型コロナウイルスまん延で新たに気づいたことを、グループ毎に共有しました。ここでは各々の感染症に対する対策意識の強さや考え方が感じられる機会となりました。その後の講義では、感染症の概要、学校における感染症への対応について、免疫システム、感染症対策や予防、感染症の歴史、新しい生活様式に基づいた人々の行動変容など、感染症の基礎から踏み込んだ話まで、様々な視点からお話していただきました。画像や図、グラフなどを用いたり、分類別に対策を解説してくださったりと、難しい内容も理解しやすく、楽しい講義となりました。また、先生が最後におっしゃった「今までの当たり前が当たり前ではなくなる。新しい働き方を柔軟に受け入れる。」という教訓は、この状況下で新たな学生生活を送る勇気の第一歩となり、参加者の心に響きました。
今回のプログラムが、新型コロナウイルスを改めて認識し、学んだ知識や対策、教訓などを活かして、各自が自分の行動に責任を持つ機会となれば幸いです。また、これらが新型コロナウイルスに限らず、感染症に関する教養として、生涯役に立つことを願っています。
【報告・KYOPROスタッフ】徳廣怜(現代福祉学部福祉コミュニティ学科1年)
※「課外教養プログラム」は正課授業だけでは満たしきれない学生の様々な好奇心に応えるために学生センターが運営しているプログラムです。
※「課外教養プログラムプロジェクトスタッフ(KYOPRO)」は、学生が学生のために課外教養プログラムを企画・運営する学生スタッフの団体です。
学生センター多摩学生生活課
TEL:042-783-2152
場所:EGG DOME 2階