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過疎集落、石川県羽咋市菅池町の地域活性化活動 |
『羽咋市全体で準限界過疎集落の地域活性化に取り組む環境づくり』 2006年より毎年夏期援農合宿を行っている石川県羽咋市菅池町は、周囲を山で囲まれた中地間地で、当時は40歳以下の住民が一人もいない28軒からなるほぼ限界集落に近い町であった。羽咋市役所と連携した当ゼミの活動効果もあって、その後2組の30代初めの若者(1家族と1有機農業者)が移住し、限界集落から脱しつつある。しかし将来を見据えた場合、地域住民の協力なしでは持続的な地域活性化は困難と思われる。そこで、羽咋市に住む若者(例えば高校生など)や大都会のフリーターなどを呼び入れて共同で活性化につながるイベントを催したい。
→この活動を通じて、学生間同士の交流だけではなく世代を越えて様々な人たちと関わることができるので礼儀作法は勿論、社会人としてのマナーも身につけられる。自分の考え・意見をきちんと持ち、責任ある行動がとれるリーダー育成に繋がる。
5月:羽咋市役所、菅池町会、羽咋工業高校、羽咋市農業振興地域整備促進協議会、羽咋市農業委員会などに各担当のゼミ生からコンタクトを取り、羽咋市菅池町での今夏の合宿の際に準限界集落(菅池町)の活性化の為のイベントの打ち合わせ会合の段取りをつける。
5~7月:ゼミで事前の学習会を開き、ゼミ生全員の地域活性化に対する目的意識・イベント企画の推進、心構えなどの勉強を深める。その間に、関係者などをゼミに招いて知識の共有化を図る。一方で、地元の高校生などの援農体験の実現に向け、関係者と打ち合わせを行う。
8月:菅池町での夏期援農合宿(毎月一度の一斉清掃日に合わせた約10日間の援農合宿)実施期間中に、翌年2月末に行われる『巨大ひな壇作り』の打ち合わせを各関係者と行う。新しい案として、事前に市役所HPを利用して、『巨大ひな壇作り』コンテストの呼びかけを試みる。
9~11月:国際文化学部の学会(研究発表会)に向けて、本年取り組んだ成果のまとめを行う。
12月:国際文化学部・学会で報告。
2月:棚田を利用した『巨大ひな壇作り』合宿(約8日間)を行い、各関係者たちと一緒に完成させる。
3月:「活動報告書」作りに取り組む。