氏名 | 研究科・学部 | 専攻・学科 | 学年 |
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青木 奎介 | デザイン工学部 | システムデザイン学科 | 3 |
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現代における人間と自然との距離感に着目し、インタラクティブな対話を表現した。
夏休みに1週間、自然豊かな離島で過ごした経験から、自然の美しさ、儚さ、そして力強さを表現したいと思い、この作品を制作した。テクノロジーが発達した現代においてこそ、豊かな自然の価値を再認識し、その距離感を考える必要があるという思いを作品に込めた。人が自然にむやみに近づき操ろうとすると、木が枯れて自然が失われてしまう。この現象を、手動のインターフェースを通じて表現した。しかし、たとえ人の手が加わらなくても、自然は時間とともに再び色づく。これは、我々人間の身勝手さにかかわらず、自然が持つ寛容さ、荘厳さ、そして力強さを表している。この作品を通じて、自然の偉大さと、それに対する我々の責任と自然との距離感の重要性を感じてもらいたいという願いを込めている。
LeapMotionによるフィジカルインタフェースの実装、TouchDesignerによるメディアアートの作成、Photoshopによる画像加工、Premiere ProによるBGMのプラグイン