氏名 | 研究科・学部 | 専攻・学科 | 学年 |
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福井 悠人 | デザイン工学部 | システムデザイン学科 | 4 |
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この作品は、鑑賞者の動きに反応して映像が変化する体験型アートである。動きが視覚的に強調され、インタラクションを通じて鑑賞者が能動的に作品へ関与する新たな表現を提案する。
この作品は、鑑賞者の視線とインタラクションを活用した体験型アート作品です。まず、ウェブカメラで捉えた自分のシルエットが映し出されます。その映像内で、動きのある部分が色反転されることにより、視覚的に強調されます。鑑賞者は、このシルエットの変化に気づき、思わず視線を向けることで、作品が次の段階へと進みます。
視線を感知すると、映像は劇的に変化し、新たなインタラクションが始まります。鑑賞者が特定のキーを押すことで、映像内の複数のboxが繊細な動きを見せ始め、まるで映像を「奏でる」かのような感覚を味わえます。この作品は、視覚的な変化で鑑賞者の気を引くだけでなく、触覚的な楽しみも提供し、鑑賞者をただの観察者から能動的な参与者へと変えます。
この作品は、視線によって新たなインタラクションが生まれる、インタラクティブアートの新しい形を提示する作品です。視線を送ることがスイッチとなり、映像が変化し、鑑賞者が作品と直接対話するような体験を可能にします。
本作品では、TouchDesignerを使用して視覚効果とインタラクションを実装している。ウェブカメラを通じて、鑑賞者のシルエットをリアルタイムでキャプチャし、前後のフレーム間で動きの大きい部分を算出し、その部分の色を反転させて視覚的な変化を生み出す。また、Nvidia RTXは顔認識技術に使用されており、鑑賞者の顔の向きを検知し、それに応じて映像を切り替える仕組みが組み込まれている。これにより、映像の変化が鑑賞者の動きに連動し、より没入感のある体験を提供する。その後の映像では、映像内のboxの動きを特定のキー操作によって制御する。