氏名 | 研究科・学部 | 専攻・学科 | 学年 |
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内海 英絵 | デザイン工学部 | システムデザイン学科 | 3 |
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ぬいぐるみ売り場で棚に並べられたくまたちは、みんな自分のことを選んでほしいと思っている。そんな中男の子が選んだのは、一番奥のあのくまだった。
一見どれも同じに見えるぬいぐるみの中から、自分のお気に入りを見つけるおもしろさを表現しました。
お土産屋やおもちゃ屋のぬいぐるみ売り場で、どのぬいぐるみを買おうか真剣に考えている人を時々見かけます。ほかの人から見るとどれも同じに見えてしまうけれど、選んでいる人には1つ1つ違って見えていて、1番のお気に入りを見つけ出しているのがおもしろいと思い、その様子を作品で表現しました。ぬいぐるみの口の形や手の位置をそれぞれ変えて個性を出すことで、もしぬいぐるみに感情があったらこんな表情や動きをしていて、選ぶ人にはそれが見えるのかもしれないということを想像して作りました。
ぬいぐるみの柔らかい質感を出すために、blenderでパーティクルヘアーをつけ、毛の量や長さを調整しました。また、一番奥のくまにスポットライトを当てることで、そのくまが子供に選ばれたことを表しています。すべて3Dで作ってから構図を決めてレンダリングをしていて、カメラを左下から少し見上げるように配置したことで、くまたちの子供への視線を感じやすくしました。