| 氏名 | 研究科・学部 | 専攻・学科 | 学年 |
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| 四方田 寛太 | 情報科学部 | ディジタルメディア学科 | 4 |
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作品要旨
キャンパスが変形してロボットになったら面白いだろうな。という何気ない妄想を、CGを使って本気で映像化してみました。
作品解説
小さい頃からCGを学ぶのがずっと夢でした。大学を卒業したら映像クリエイターとして活動していく予定でしたが、CGには一向に手が出せず、学び始めるのは卒業後にする予定でした。しかしデジコンの存在を知り、チャンスだと思い、思い切って夏からCGの勉強を始めました。
せっかくなら法政３キャンパスを舞台にしようと考えました。
市ヶ谷と多摩には何度か訪れる機会があり、ボアソナードタワーとエッグドームがかなり印象的でした。この二つが変形して空を飛び、さらに主役を、美しい小金井キャンパスにすればなかなかいい作品が作れるのではないかと考えました。
初めは、ボアソナードタワーとエッグドームが変形して街で大暴れしているところに、小金井キャンパスが現れて戦うというストーリーを考えていました。
しかし、3分という短い時間で戦いを完結させるのは難しいことに加え、この厳しいコロナ禍の中で、3キャンパスが争っている場合ではないなと思い、3キャンパスを合体させることに決めました。3キャンパスが合体するシーン、空へ旅立っていくシーンは、3キャンパスが力を合わせてこの状況に立ち向かっていこうという思いと重ねています。
デジタル技術の使用箇所・方法
許可をいただき各キャンパスに実際に素材を撮りに行き、建物の形状などもいろんな視点から見て観察し、CGで表現しました。また、ロボットの壮大さを表現したかったので、小金井キャンパスでドローンの撮影許可をいただき、空からの映像を多く使いました。小金井キャンパスのきれいな中庭の映像をうまく取り入れられてよかったです。
設定はかなり馬鹿げていますが、それをいかに現実味を帯びた作品にできるかにこだわり、渋谷のスクランブル交差点のシーンや、街の人が空を見上げるシーンなど、細かい日常感があるシーンを間に取り入れました。
講評
3キャンパスの建物を上手に用いたアイデアや，丁寧なCGと映像の作り込み，映像の迫力，映像としての楽しさ，どれをとっても他の応募作品に対して頭一つ抜きん出た作品でした．CGの画質や実写との合成など，技術的にはまだまだ向上の余地はありますが，今後が楽しみです．予告編だとすれば，是非，本編がみたいと思わせる作品です．