氏名 | 研究科・学部 | 専攻・学科 | 学年 |
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土持 優稀 山内 侑 織田 悠希 |
社会学部 | メディア社会学科 社会学科 メディア社会学科 |
3 |
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色のない無の世界に二人の少年少女が降り立ち、それぞれの魔法で色をつけていく物語。寒色を操る男の子と暖色を操る女の子が出逢うことで、お互いを混ぜ合わせた色も生み出すことができ、さらにカラフルな世界になります。ものに色という命が吹き込まれることで、動き出し明るい世界へと生まれ変わっていきます。色(colour)で笑顔(rough)になる。という意味が込められています。
コロナで世の中が暗くなっている今、現実世界とは一歩離れたファンタジーの世界で色のない毎日を色鮮やかに変えたいと思いました。そこでイラストを使って異世界を表現し、魔法で「色をつける」という行動に「命を吹き込む」という行動を掛け合わせて、命の大切さを表現しています。最初と最後の水音がアクセントとして、二人が生み出した虹色の雨の一粒の雨音が世界を変えるきっかけを生み出したことを表します。この小さな一つの雨音がきっかけになり、色鮮やかな世界を生み出したように、現実世界でも小さな行動が未来の明るい世界につながっていることが伝えたらいいなと思います。
全体の人間以外は、「クリップスタジオ」というソフトでイラストを1枚ずつ描いてコンマごとに繋げています。1日12時間作業して6秒分の映像しかできません。根気のいる作業でした。少なくとも2000枚以上を描きました。人間はアニメーションの世界にリアルの映像を入れる作業が大変でした。Final Cut Proというソフトを使って、グリーンバックで撮影した映像の人間を1コマずつ切り取り、アフターエフェクトで魔法のエフェクトを再現しました。