2020年度第16回デジタルコンテンツ・コンテスト

静止画部門・入選 聖夜の妖精

2020年度第16回デジタルコンテンツ・コンテスト
氏名  研究科・学部  専攻・学科  学年 
佐々木 隆雅 デザイン工学研究科 システムデザイン専攻 M2
  • 使用ソフト
    FUJIFILM X-T10(撮影機材)
    Lightroom
    Photoshop
  • 開発・制作・動作環境等
    Windows OS
  • 使用素材
    静止画:シルエットAC

作品要旨

色鮮やかなクリスマスツリーに舞う妖精達。人間達の幸せ溢れる聖夜は妖精にはどう見えているのだろうか。人間には見えないが妖精達も実は舞い踊っているのでは?と「妖精×クリスマス」の世界を表現した。

作品解説

聖夜のクリスマスツリーに舞う妖精達を表現した一枚。作者としては、「想像」の中の写真ではなく、人間には見えていないが「実際はこう見える」と、妖精を現代のデジタルテクノロジーを用いて「あえて可視化した」という思いを持って作品作りをした。普段は見えていないが本当は全く別の世界があるのではないかということを見る人に問いかけるファンタジー性溢れる作品に仕上がった。
妖精やその軌跡も半透明処理を行い、非現実的感を演出している。3匹の妖精の配置も工夫しており、画角に絶妙に収まりかつ窮屈感がないようこだわった。
各デジタル技術の使用用途については、まず撮影機材であるデジタルミラーレス一眼のFUJIFILM X-T10にて、当時の外的環境(夜)と被写体のクリスマスツリーに合わせた調整を行った(調整内容は「デジタル技術の使用箇所・方法」を参考)。撮影時の工夫として、下からツリーを見上げるように撮影し、ツリーの大きさが伝わるようにした。
続いて、撮影した写真の現像、細部の値の調整としてLightroomを使用した(調整内容は「デジタル技術の使用箇所・方法」を参考)。
最後に、妖精の合成や合成後の色調や細部の調整にPhotoshopを使用し加工を行った。

デジタル技術の使用箇所・方法

【FUJIFILM X-T10】写真のRAW保存。露出・ホワイトバランス・ISO・露光量調整。
【Lightroom】RAW写真のホワイトバランス・露光量・コントラスト・ハイライト・シャドウ・白、黒レベル・彩度・ノイズ等の調整。
【Photoshop】フリー素材(妖精)の合成。ペン・スタンプツールを用いた妖精の軌跡の演出。ハイパス処理。彩度・露光量・ハイライト・シャドウ・ぼかし等の調整。