我々が暮らす「かけがえのない地球」においては、世界規模で急速に進んでいる生物多様性の喪失の約80%が食料システムに関連していると言われています。
2022年12月、モントリオールにて開催されたCOP15は、2030年に向けた新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」を採択し、環境中に流出する過剰な栄養素や農薬及び有害性の高い化学物質による全体的なリスクを其々半減することや農業、養殖業、漁業、林業地域が持続的に管理され、生産システムの強靭性及び長期的な効率性と生産性、並びに食料安全保障に貢献すること等をターゲットとして掲げています。
本学は、地球環境問題の解決に向けた決意表明・宣言として、1999年に環境憲章を制定し、同年に市ケ谷キャンパスの一部の建物でISO14001を取得しました。2017年度には、地球環境問題の解決に向けた学生の主体的な参画を目指して、大学独自の法政大学環境マネジメントシステム(法政大学EMS)を構築し、教育・研究を始めとしたあらゆる事業を通して、持続可能な地球社会の実現に向けた人材育成、環境負荷の低減及び自然環境の保全・再生に貢献することを目指して活動しています。
法政大学環境センターは、“こだわりの詰まった”エコツアーとして横浜市に所在する北部汚泥資源化センターを訪問し、農業用ハウスにおけるスマート農業機器を用いて温湿度等を制御した環境下において、リンなど肥料の原料を豊富に含んだ下水再生水や下水熱等の下水道資源を活用した栽培実証実験の現場を見学します。
“こだわりの詰まった”エコツアーにおいては、担い手の減少や高齢化が進んでいる農業分野における農業資源ポテンシャルの発掘及び活用を目指した最先端の知見に触れることで、我々が暮らす「かけがえのない地球」の未来について考えることを目指します。
日 時 |
2024年3月4日(月)9:00~12:00(予定) |
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訪問先 | 横浜市環境創造局・北部汚泥資源化センター(住所:鶴見区末広町1丁目6番地の1) |
対 象 |
本学学部(1~3年)・大学院生(修士課程・博士課程)(募集定員:5名) |
締 切 |
2024年2月22日(木) ※応募者多数の場合には締切前に申し込みをされた場合でも参加できない場合がございます。 |
主 催 |
法政大学環境センター |
申込み |
必要事項を下記のメールアドレスにお申込みください。 ①氏名(漢字・ふりがな) |
その他 |
・新型コロナウイルス感染症の状況によっては実施時期を変更もしくは中止となる可能性 がございますのでご了承下さい。 ・参加者には、使い捨て資源の削減に向けて、レジ袋としても使用可能な特製えこぴょん「エコバッグ」を記念に進呈します。 ・実施後、エコツアー参加報告としてコメント(200字程度)の提出をお願いします ・エコツアーの当日に撮影した写真は、エコツアーの実施報告として法政大学環境センターWebsiteや「法政大学環境報告2023」等に掲載させていただく予定でおりますので、申込に際しては予めご了承下さい。 |
問合先 | 法政大学市ヶ谷キャンパス(九段校舎6階) TEL:03-3264-5681 E-Mail:ickankyo@hosei.ac.jp |