お知らせ
法政大学デザイン工学部川久保俊研究室と一般社団法人サステナブルトランジションが共同開発を進めてきた、持続可能な社会を共創するためのオンラインSDGsプラットフォーム「Platform Clover」をリニューアルしました。
◆Platform Cloverの概要と特徴:日本初のSDGsアクションを促すSNS
Platform Cloverは産官学民の関係者が各々の知見を持ち寄るための場を提供し、現代社会が抱える様々な課題の解決を促進し、持続可能な社会の形成を目指すオンラインSDGsプラットフォームです。
Platform Cloverのトップページ画面(URL:https://platform-clover.net/)
◆利用想定シーン①:情報の検索、収集
ユーザーはSDGsに関連するプロジェクトやアクティビティ、ニーズ、シーズ等を検索することが可能です。アカウント作成後はSDGsに取り組むPlatform Cloverのユーザーを検索することもできます。世の中の動向を把握したり、ご自身や所属する組織の立ち位置を再確認したり、SDGsに取り組むきっかけづくりとして活用できます。
◆利用想定シーン②:情報の発信、PR
ユーザーはSDGsに関連した中長期的な計画や取り組み(=プロジェクト)、日々の活動(=アクティビティ)、ニーズ、シーズ等を発信することが可能です。ご自身や所属する組織のPRや他のユーザーと新たなパートナーシップを構築するきっかけづくり、活動のフォローアップとレビューに活用できます。
◆利用想定シーン③:情報の交換、交流
連携や協働が期待されるユーザーやプロジェクトを提案します。ユーザーのニーズとシーズをマッチングさせる専用のAIがユーザー間のコラボレーションを支援します。メッセージ機能を利用することによって他のユーザーと1対1のコミュニケーションを図ることも可能になっています。
◆今般のリニューアルについて
本プラットフォームは2021年1月よりα版、β版を順次公開して参りましたが今回のリニューアルによって、多くの新機能が追加実装され、ユーザービリティが大幅に向上しました。・AIを活用したレコメンド機能の追加
・リアクション機能の追加
・スマホ・タブレット等への対応
・検索機能の充実(詳細検索機能の充実、地図検索の追加)
・特集ページ作成機能の追加
・既存ページのイメージ刷新
リニューアルにより追加実装された多くの新機能
◆本プラットフォームの開発にかける想い
本学は、2018年12月に「持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みに関する総長ステイトメント」を発表し、2021年には国内の大学で初のVUR(Voluntary University Review:自発的大学レビュー)を行うなど、SDGs達成に向けた様々な活動を展開してきました。次世代を担う人材の輩出だけでなく、SDGsに取り組む関係者を支援するツールの開発と提供も行っています。本プラットフォームにも大学における日々の研究成果が盛り込まれています。
◆本プラットフォームに関するお問い合わせ先
Platform Cloverを運営する一般社団法人サステナブルトランジションのホームページよりお問い合わせ下さい。
https://sustainable-transition.or.jp/contact
※本プラットフォームの仕様の検討に際して、環境再生保全機構の環境研究総合推進費採択研究課題「ローカルSDGs推進による地域課題の解決に関する研究(研究代表者: 法政大学川久保俊)(JPMEERF20211004)」の成果を活用しています。
※一般社団法人 サステナブルトランジションは以下の団体により構成されています。(2023年3月16日時点)
法政大学川久保研究室、三井住友海上火災保険株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、MS&ADインターリスク総研株式会社、株式会社みずほ銀行、ESRIジャパン株式会社、一般社団法人SDGsマネジメント、大牟田商工会議所、福岡県北九州市、神奈川県相模原市、奈良県生駒市、岡山県真庭市、新潟県新潟市、愛知県蒲郡市、愛媛県西条市、京都府京丹後市、愛知県豊田市、福岡県直方市、静岡県富士宮市
【取材に関するお問い合わせ先】
法政大学 総長室広報課
Email: pr@adm.hosei.ac.jp Tel: 03-3264-9240
【研究内容に関するお問い合わせ先】
法政大学デザイン工学部 教授 川久保俊
Web: https://kawakubo-lab.ws.hosei.ac.jp/