2025年2月27日(木)、全日本学生弓道選手権大会男子団体で優勝した弓道部が廣瀬克哉総長に戦績報告を行いました。報告会には川島健司部長(経営学部教授)、川和大気選手(人間環境学部/主将)、渥美柊弥選手(経営学部/副将)、柴田拓実選手(文学部/副将)、根本志竜選手(経営学部)、森岡優介選手(経営学部/次期主将)、石川碧輝選手(人間環境学部)、岡野晴矢選手(法学部)、坂本翔選手(人間環境学部)、石川賢治監督、野村俊昭女子コーチ、桒原杏奈コーチの総勢12名が参加しました。
全日本学生弓道選手権大会男子団体での優勝は12年ぶり10度目の快挙で、続く東京都学生弓道連盟リーグ戦(1部)でも優勝を果たし、2024年度は主要5大会における2冠を達成しました。
総長からの挨拶を聞く弓道部一同
弓道部ポーズ
まず、弓道部の川島部長よりご挨拶と出席者のご紹介がありました。続いて、石川監督からは、主要5大会の全関東学生弓道選手権大会、全国大学弓道選抜大会、全日本学生弓道選手権大会(インカレ)、東京都学生弓道連盟リーグ戦(1部)、全日本学生弓道王座決定戦についてのご説明があり、2024年度に至るまでの弓道部の戦績が紹介されました。
廣瀬総長は、「インカレを含めて二冠という大変立派な成績おめでとうございます。インカレはトーナメント方式ということで、1カードでも落としたらそこまでという難しさもあったと思います。自分に打ち勝つ、そして平静心とか集中力とか、それが途切れた瞬間に的から違うところへ矢が飛んでいくというのことも起こりうる中で、各種試合を目指して、日々鍛錬されて、この見事な成績を収められたということに、敬意を表したいと思います」と選手の活躍を称えました。そして、本学の平山喜雄常務理事からも、卒業する4年生とこれからの弓道部を担う在学生へのねぎらいの言葉が送られ、学生を代表して川和大気選手(人間環境学部/主将)、森岡優介選手(経営学部/次期主将)から大会を終えての感想や今後に向けての意気込みが語られました。
歓談中には、学生弓道界に確固たる地位を築いてきた法政大学弓道部を称する「王者法政」という言葉が紹介されたほか、弓を引いている瞬間にどんなことを考えているのかなど、さまざまな話題も飛び交い、和気あいあいとした雰囲気での優勝報告となりました。
各選手からのコメント
「インカレ優勝は、ただただ本当に嬉しいということだけで、もうそれ以外本当に覚えてないぐらい印象的でした。インカレに向けて夏休み中にずっと練習をしていて、ちょうど全国大学弓道選抜大会、全関東学生弓道選手権大会で負けてチームの士気が下がっていた中で、練習を乗り越えてのインカレ優勝でした。自分自身もかなり辛かったし、選手たちも辛かったと思っていて、本当にチーム全体がまとまった瞬間というのがインカレの勝ちにつながったのかなと思います。」
「大きな目標として全タイトル制覇を目指している中、2024年度はタイトルを2つ獲得できたのですが、3つ大きなタイトルを失ってしまったというのも事実です。2025年度、私が主将を務めさせていただきまして、部員一同、また新たな戦いに挑むわけですが、2025年度も全タイトル制覇という大きな目標に向かって一同走り続けていきたいと思っております」
集合写真(前列左から:桒原杏奈コーチ、川島健司部長、廣瀬克哉総長、平山喜雄常務理事、石川賢治監督、野村俊昭女子コーチ、後列左から:岡野晴矢選手、根本志竜選手、柴田拓実選手、川和大気選手、渥美柊弥選手、森岡優介選手、石川碧輝選手、坂本翔選手)