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第71回全日本学生剣道優勝大会で団体優勝した男子剣道部が廣瀬総長に優勝を報告

  • 2023年12月18日
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男子剣道部が2023年11月5日に大阪市で開催された第71回 全日本学生剣道優勝大会において、30年ぶり5回目の団体優勝を果たしました。12月12日に武生昌士部長(法学部教授)、依田光弘監督(文学部卒)、阿比留宏貴選手(文学部・4年/主将)他6名の選手が廣瀬総長に優勝の報告を行いました。

はじめに、武生部長からの挨拶、依田監督から選手紹介と試合結果の報告が行われました。依田監督は「狭い部屋で行われた試合前日のミーティングだったが、部屋に入った瞬間の雰囲気が非常に良かった。適度な緊張感と和やかなムードで、これは明日の試合はいけるんじゃないかと第一の手ごたえを感じた」と振り返りました。

試合当日は1・2・3回戦と誰ひとり負けることなく順調に勝ち上がり、山場は準決勝の筑波大戦。7名全員で攻撃的に試合を繰り広げ最後まで接戦となりました。最後に大将の阿比留主将が格上の選手を相手に勝利を上げ、決勝に進むことができました。決勝の日体大戦では次鋒の高橋選手が試合の流れを一気に掴み、その後は監督らも驚くほどの勢いで次々と勝利を収め、見事30年ぶりの優勝を掴み取りました。前回の優勝は依田監督が現役大学生時代に収めた成績になります。

  • 会場の様子

  • 試合結果を報告する依田監督

続いて各選手から大会の感想を述べました。阿比留主将は「優勝した実感がなかなか湧かなかったが、試合に出られなかった他の選手やスタッフ・保護者が涙を流して喜んでくれた姿を見て、自分たちがやってきたことが実を結んでよかったと思った」と報告しました。

廣瀬総長は報告を受け、「前回の優勝は依田監督が現役時代に収めたものと聞き、皆さんは待望の優勝を成し遂げられたのですね。残される1~3年生は今後誰もが欲しいタイトルにチャレンジしてくるのを受けて立つ側になりますね。それを励みに次の精進を期待しております。まずはお疲れ様でした」と活躍を称えました。

また、歓談の中では日本で最高峰の大会である全日本選手権でベスト8入りした鈴木龍哉選手(文学部・3年)の活躍についても触れられました。強い社会人選手ばかりで学生が勝ち上がることが難しい大会と聞いているという廣瀬総長からの問いかけに対し、鈴木選手は「反対に学生だからこそ思い切って臨めたという部分もあった。強い選手との駆け引きが自分の心の中に印象として残り学びになった」と報告しました。

今後も引き続き、体育会剣道部へのご支援・ご声援をよろしくお願いします。

  • 笑顔の選手たち

  • 終始和やかな雰囲気で行われた

  • 廣瀬総長

  • 満面の笑みで報告する阿比留主将と武生部長、依田監督

  • 優勝杯と優勝旗

  • 個人に授与される金メダルと中尾選手

(左から)鮫島雅貴選手(法学部・2年)、高橋京太郎選手(人間環境学部・2年)、藤岡晋也選手(法学部・4年)、阿比留宏貴選手(文学部・4年/主将)、廣瀬総長、武生部長、依田監督、鈴木龍哉選手(文学部・3年)、矢野将利選手(経営学部・3年)、中尾王真選手(文学部・1年)
※同レギュラーの山下智也選手(人間環境学部・4年)・三宅涼介選手(法学部・3年)は残念ながら欠席でした