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多摩地域交流センターでは2月25日(土)に「地域交流DAY2022」を開催しました。
2013年に開設した多摩地域交流センターは開設から10年の節目を迎え、2023年4月に「ソーシャル・イノベーションセンター」として新たにスタートします。今回の「地域交流DAY2022」は多摩地域交流センターとしての最後のイベントとして、今年度の学生プロジェクトにおける年度末報告のほか、「ソーシャル・イノベーション」をテーマとしたディスカッション、グループ討議を行いました。学生プロジェクトに参加している学生のほか、本学教員、近隣地域の住民や関係機関の方々との活発な議論も行われ、盛況に終わりました。
なお、本イベントに際し、特別企画として馬術部による「馬とのふれあい体験ツアー」や、学生プロジェクトによるブース展示も開催され、参加者とのコミュニケーションも図れる場を設けました。
今年度、多摩地域交流センターに登録している学生プロジェクト12団体による年度末の最終報告を行いました。対面での活動が再開されてきた中で、それぞれのプロジェクトで実施出来た取り組みや課題、次年度に向けた展望などが報告されました。今年度限りでの活動終了を考えているプロジェクトもありますが、学生目線での社会課題解決を目指す取り組みにこれからもご期待ください。
多摩地域交流センター学生スタッフが企画・進行を担当し、参加者と「ソーシャル・イノベーション」の認識を深めることをテーマに、大学に期待することなどを議論しました。学生、教員、地域住民などの様々な視点から、期待感や率直な不安、懸念等の意見が出されました。これから発足する「ソーシャル・イノベーションセンター」においての活動に向けて、今回の意見なども踏まえて活動してまいります。
このワークショップも多摩地域交流センター学生スタッフが企画・進行を担当しました。第2部での議論を踏まえ、OST(オープンスペーステクノロジー)の手法が用いて、興味のあるテーマごとに集まった参加者同士で、次年度以降に向けた学生プロジェクト活動に繋げる意見交換を行いました。
馬術部員を中心としたプロジェクト団体では、体育会馬術部の活動として地域に開かれた取り組みを行っています。その1つが餌やり体験、大きな馬との触れ合いを通じた地域交流活動です。特別企画として、馬術部馬房棟や馬場の見学、餌やり体験のツアーを準備し、お子様連れも含めた約10名が参加しました。馬との餌やりでは、好物のニンジンやバナナ、リンゴを馬術部員の指導の下、体験することができました。迫力ある姿に参加者も驚く様子もありましたが、日常では体験できない貴重な時間を過ごすことができました。
また、「地域交流DAY2022」の会場ロビーでは、開場前の時間を利用し、ブース出展を行い、各プロジェクトの活動報告を行いました。野菜販売、古着の無料配布、お茶の試飲、スマートフォン利用解説チラシ配布など、プロジェクトごとに趣向を凝らして、来場された参加者も楽しまれていました。
多摩地域交流センター
chiiki-kouryu@ml.hosei.ac.jp
(@は半角に変えてください)