「多様性」という言葉は世の中にあふれているけれど、分かりそうで難しい。学生と教職員がそれぞれの立場を超え、自分なりの捉え方や、日々感じている問題意識について本音で話し合いました。
法政大学は2016年に策定した長期ビジョン(HOSEI2030)でダイバーシティ推進を重点課題の一つに挙げ、同年に「法政大学ダイバーシティ宣言」を発表。そして2024年4月、推進の中心を担うダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンセンター(DEIセンター)を市ケ谷キャンパスに開設し、全学的に取り組みを強化しようとしています。本記事では、本学のダイバーシティ推進への取り組みについても学生と教職員が共に考え、語り合っています。
座談会メンバーは、グローバル、ダイバーシティ推進・男女共同参画推進担当常務理事、副学長のGISダイアナ・コー教授、DEIセンター職員の市川さやかさん、コー教授のゼミで「インターセクショナリティ」について学んでいる大島拓海さん、ユダヤ民族迫害について学ぶためオーストリア・ウィーンに留学した高木優仁さん、手話サークル「わたがし」に所属する藤井彩那さん。座談会を通して5 人が得た、これからの多様性のヒントについても掲載しています。
「多様性とは何か」を考えるきっかけとなる特集記事。ぜひご覧ください。
(掲載先:広報誌「HOSEI」2024年8・9月号)
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