2月27日(日)に、「第37回多摩シンポジウム」を開催します。当日は、対面開催・オンライン配信併用となります。(※感染症対策を講じた上で開催しますが、状況によってオンライン配信のみの場合があります)
多摩地域は今、人口減少にともなう空き家や空き地の増加にどう対処するか、ますます激甚化する気象災害や想定される大震災にどう備えるか、高齢者の交通弱者化や買い物難民化をどのようにくい止めるか、といったさまざまな地域課題の解決をせまられています。その鍵を握るコンセプトとして近年注目されているのが「スマートシティ」です。今回の多摩シンポジウムでは、八王子市めじろ台住宅で進められているスマートシティへの取り組みの現場を手がかりの一つに、これからの多摩地域における地域課題の解決の方向性を語り合う機会にしたいと思います。
めじろ台住宅では、スマート・モビリティの実証事件と空き地を活用したソーラーシェアリングの設置を同時に進め、低速電動自動車による誰でも安心して利用できるグリーン・スロー・モビリティを空き地の太陽光パネルから充電して走らせるシステムを創り出そうとしています。地域の中に発電設備ができれば、災害時に停電が起こった場合にも一時的に電力を自給できるという意味で、防災対策も視野に入れているのです。
今回のシンポジウムでは、まず午前の部で、法政大学内で低速電動バスの先行事例である桐生市のMAYU号の試乗会を参加者の皆さんに体験的に共有していただき、パネリストの方々には、めじろ台住宅内の空き地に設置されたソーラーシェアリングの現場を見学して、めじろ台住宅でどのようなまちづくりが行われようとしているかを視察していただきます。
午後の部では、それを踏まえて、スマートシティ、グリーン・スロー・モビリティ、地域自給型再生可能エネルギーのそれぞれの関係者・専門家と討論を深め、めじろ台から多摩地域のスマートシティの可能性を展望したいと思います。
詳細は多摩地域交流センターのホームページより、ご確認ください。
2022年2月27日(日)
午前の部 11:00~12:00(10:45より受付開始)
午後の部 13:00〜16:00(12:30より受付開始)
法政大学 多摩キャンパス 大教室B棟 301教室
(対面開催・オンライン配信併用)
※感染症対策を講じた上で開催します。
※状況によって中止になる場合があります。
事前申込制です。多摩地域交流センターのページをご確認ください。
多摩地域交流センター
chiiki-kouryu@ml.hosei.ac.jp
(@は半角に変えてください)