本学では2015年度から学会等で受賞・表彰を受けた教員の研究成果に対し、大学として祝賀する場を設けています。
今年度は9月26日(木)に「研究・教育活動に対する受賞・表彰者祝賀会および懇談会」を開催しました。
受賞・表彰を受けた方との集合写真
祝賀会の冒頭、廣瀬総長から「本学は総合大学として様々な分野で研究・教育活動が行われているが、キャンパスや学部を超えて交流できる機会は多くない。意外な分野の研究に触れることで、コラボレーションや新たな価値の創出を実現できる可能性がある。このような場を活かし、今後の活動に繋げてほしい。」とご挨拶がありました。
廣瀬総長による開会の挨拶
その後は、46名の受賞・表彰を受けた教員の中から総長が選出した、福田由紀教授(文学部)、STEVIE T SUAN准教授(グローバル教養学部)の2名による研究、受賞内容の発表がありました。
福田由紀教授は、論文「品詞構成に基づく文体指標は読者の印象とどのように関わるか-MVRと品詞構成率の心理学的検討-」で計量国語学会論文賞を受賞しました。読者が受ける印象(主観的印象)という心理学的な観点から文体論について研究しており、その視点が革新的と評価され受賞にいたりました。
福田由紀教授による研究内容の発表
STEVIE T SUAN准教授は、著書「Anime’s Identity: Performativity and Form Beyond Japan」で日本アニメーション学会賞を受賞しました。アニメ制作が日本を中心に国家横断的な体制で行われていることに着目し、アニメのグローバル性について研究している成果が発表されました。
STEVIE T SUAN准教授による研究内容の発表
祝賀会終了後の懇談会では、受賞・表彰を受けた全教員からスピーチをいただきました。参加者間での活発な意見交換が行われ、分野を超えて、研究・教育成果について触れる貴重な時間となりました。最後に、総長から受賞・表彰を受けた教員一人ひとりに記念品を授与しました。
受賞・表彰を受けた教員とその研究内容は以下で紹介しております。こちらも是非、ご覧ください。