パリオリンピック会場で2022年北京冬季オリンピックフィギュアスケート団体のメダル授与式行われ、アイスダンスに出場した小松原美里選手(倉敷フィギュアスケーティングクラブ所属、通信教育部文学部出身)が銀メダルを授与されました。
北京大会ではメダル授与式が延期されており、7月25日に日本が3位から2位に繰り上がることが正式に決定したため、パリ・トロカデロ庭園の「チャンピオンズ・パーク」でのメダル授与式が実施されました。
小松原美里選手は北京大会でペアを組む小松原尊選手とアイスダンス代表に選出されたほか、フィギュアスケート団体ではキャプテンを務め、メダル獲得に貢献しました。小松原美里選手は2024年4月に現役引退を発表しており、今後はプロに転向し、指導者を目指すとのことです。
北京五輪から2年半越しでのメダル授与式の為、パリオリンピックに行ってきました。メダルを初めて首にかけて頂いた事で、ようやくメダリストとしての実感が湧いてきました。このような経験ができたのも法政大学の皆さんと過ごした時間があってこそだと思っております。ここまで好きなスケートを23年間続けて頑張ることができたのはひとえに応援してくださった皆様が居たからだと感じております。心より感謝申し上げます。これからは、法政大学の皆様が私に示してくださったように、後輩達やスケートを愛する方々の為、今までコーチやスタッフの皆様が与えて下さった愛や知識、経験を私なりに学ぶ場として提供していきます。学ぶことは生涯続けて、これからも色んな分野や形で自分新が出せるよう精進していきます。改めまして感謝申し上げます。
<小松原 美里(こまつばら みさと)>
岡山県出身。2011年度に法政大学通信教育学部文学部に入学。倉敷FSCに所属。2009年全日本ジュニア選手権で初優勝以降3連覇を果たすなど、早くからスケーターとしての頭角を現す。2019年世界フィギュアスケート国別対抗戦団体準優勝を果たし、2020年NHK杯国際フィギュアスケート選手権で優勝。初のオリンピック出場を果たした北京2020オリンピックでは団体銀メダルを獲得。