お知らせ

2018年度「自由を生き抜く実践知大賞」表彰式を開催しました

  • 2018年12月25日
お知らせ

12月21日(金)に、2018年度「自由を生き抜く実践知大賞」表彰式を市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階スカイホールにて開催しました(遠隔会議システムにて、多摩キャンパスでも同時開催)。それぞれの会場で学生、教職員合計73人が参加しました。

「自由を生き抜く実践知大賞」表彰式は、2016年に制定した法政大学憲章を体現する教育・研究等の実践を顕彰し、広く共有・発信することによって、憲章に関する理解を深め、法政大学ブランドを更に強化、周知していくことを目的にしたものです。賞の実施は、学部・部局横断の教職員メンバーで構成される「ブランディング推進チーム」が企画・運営し、昨年度に引き続き2回目の開催となりました。


今年度は2014年度以降に本学の「教員・教諭」「職員」「学生・生徒」が取り組んでいる、法政大学憲章を体現する教育・研究、業務、活動等の実践事例を対象として募集し、30件のエントリーの中から15件がノミネートされました。(ノミネート一覧はこちらです

表彰式にはノミネート事例の担い手である学生・生徒・教職員が招待され、総長による最終選考を経て決定した大賞ならびに各賞が発表されました。今年度の各賞は、法政大学憲章のキーワードを冠した5賞です。賞の発表は、昨年度の実践知大賞・各賞受賞者がプレゼンターとなり、受賞者には田中優子総長から表彰状と副賞が授与されました。

受賞された取組は以下の通りです。

受賞取組一覧[( )内は実践主体]

大賞

法政グローバルデイ
(法政グローバルデイ実行委員会)

世界のどこでも生き抜く力賞

国際理解「知の道筋」
(法政大学国際高等学校)

持続可能な未来賞

グリーンヒル寺田団地での地域活性化のための連携活動
(多摩地域交流センター@団地,法政大学カフェ部)

進取の気象賞 英語学位プログラム実現プロジェクト
(学務部、大学院事務部、多摩事務部、小金井事務部、入学センター、学生センター、キャリアセンター、広報課、グローバル教育センター事務部 他)
社会の課題解決賞 「東京から沖縄へ,沖縄創生のための課題解決型人材育成プログラム」実施プロジェクト
(法学部政治学科,学務部学部事務課・教学企画課・教育支援課)
自由な思考と行動賞 学生有志による情報環境支援活動
(情報科学部 CIS RAT)

 

表彰式の最後には本学田中総長から全体講評として「今年も各賞を選ぶのに大変迷いました。ノミネートされた15件の取り組みはいずれも、法政大学の良いところを掘り出して、磨きをかけ、次の時代に発展させてくれる取り組みばかりでした。まさに実践知大賞に相応しいものばかりでしたので大変悩みましたが、今回は、『これからの法政大学に必要なこと』という視点から考え、次の世代に受け渡されたときに大学が必ずや良い発展をしていくだろう取り組みを選びました。

この試みで法政大学憲章の精神を少しでも分かっていただいて、また、自分の中にある『実践知』を一人ひとりが考えるきっかけになるように、この『自由を生き抜く実践知大賞』を続けていきたいと思っています。」と述べ、最後に受賞者、ノミネート者全員で集合写真を撮影し、閉会いたしました。

なお、大賞・各賞の実践事例や贈賞基準、受賞者の感想につきましては、WEBサイトHOSEI PHRONESIS(法政フロネシス)、および広報誌「法政」等にて、今後、順次紹介をしていきます。

  • 見事大賞に選ばれた「法政グローバルデイ」 受賞者より、「大賞をいただけるとは驚きました。この取り組みは、学生が学生の目線・立場で毎年企画を考え、先輩たちのグローバルな体験や経験を新入生に伝える良い循環が続いている」と話してくれました

  • 各賞のプレゼンターは昨年度の受賞者が行い会場を盛り上げてくれました

  • 受賞者には表彰状とえこぴょんのぬいぐるみ、大賞受賞者にはえこぴょんの特大ぬいぐるみと 3次元えこぴょんが彫刻されたクリスタル・トロフィーが授与されました

  • 市ヶ谷キャンパスで参加の受賞者・ノミネート全員で集合写真

  • 表彰式後には受賞者・ノミネート者を祝う祝賀会が開かれ、ノミネート事例の表彰と紹介も行われ、お互いの実践事例について理解を深める場となりました