お知らせ

【実施報告】2023年度STARTプログラムを実施しました

  • 2024年02月29日
お知らせ

sdg_icon_wheel_rgb.png2023年度STARTプログラムを実施しました

 法政大学では、2022年度から、SDGsを学ぶプログラムとして「STARTプログラム(SDGs Target Active learning Revolutionary Trial Program)」を産学連携で実施しています。

 本プログラムは、法政大学の学生と協定校の学生、パートナーシップを結ぶ高校の生徒、社会人が対話、プレゼンテーション、フィールドワーク等を通じ、協働して課題を解決するプロセスを経験する場を設ける「ゼミナール編」と、その経験を理論的・体系的な知へと転換する「思考力養成編」の二層から構成し、「ゼミナール編」と「思考力養成編」の往還を通じて、問い自体をデザインする力、固有の学問領域にとらわれない思考、社会のために行動する実践力を養う、21世紀型の新たな教養教育として展開しました。

※本プログラムは、一般財団法人三菱みらい育成財団の2023年度助成事業「カテゴリー4:21世紀型教養養育プログラム」に採択されています。
一般財団法人三菱みらい育成財団のHPはこちら↓↓(外部のページが開きます。)
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STARTプログラムの受講者からは、

  • メンバーと議論することで、自分の中にない考えやまとめられた意見に出会えた
  • 全く知らなっかた漁業事情を聞いて視野が広がった
  • 8ヶ月という長期間何かに取り組む経験が初めてであり達成感があった
  • 高校生や他大学の人とグループで取り組む経験が貴重だった

などの感想が寄せられました。

実施したプログラムの詳細については、以下をご覧ください。

プログラム名 STARTプログラム
(SDGs Target Active learning Revolutionary Trial Program)
対象

法政大学、千代田区キャンパスコンソ構成大学(※)、本学と連携している国内外大学の学生、本学とパートナーシップを結ぶ高校の生徒が受講可
※大妻女子大学・同大学短期大学部、共立女子大学・同短期大学、東京家政学院大学、二松学舎大学

参加者数 41名(法政大学12名、明治大学7名、三輪田学園高等学校10名、郁文館高等学校3名、郁文館グローバル高等学校1名、ID学園高等学校8名)
実施方法 市ヶ谷キャンパスを会場とした対面開催
※現地フィールドワークは栃木県那須塩原市で実施
実施体制

●プログラムコーディネーター
  人間環境学部 金藤 正直 教授
●ゼミナール編講師企業
 ・株式会社日本旅行(全体ワーク)
 ・株式会社セブン&アイ・ホールディングス(企業別ワーク)
 ・三井住友海上火災保険株式会社(企業別ワーク)
 ・株式会社みずほフィナンシャルグループ(共通テーマワーク)

プログラム実施スケジュール

7/12(水)

オリエンテーション
8/2(水)

<ゼミナール編第1回(全体ワーク)>
講義:脱炭素社会を創っていくためには何が必要?
講師:環境省地球環境局脱炭素ライフスタイル推進室
ディスカッション:
 テーマ①「今後、私たちが脱炭素を意識した移動を実践するために有効な仕組み」
 テーマ②「脱炭素社会実現に向けて、自分たちが取り組めること、取り組みたいこと」

8/9(水)

<ゼミナール編第2回(全体ワーク)>
講義:那須塩原市の脱炭素に向けた取組とゼロカーボンパークについて
講師:那須塩原市気候変動対策課

8/21(月)

8/22(火)

<ゼミナール編第3回(全体ワーク・フィールドワーク)>
【8月21日】
●那須高原ビジターセンター
 講義:那須野が原開拓の歴史と那須野ヶ原みらい電力のビジョン
 講師:那須野ヶ原みらい電力株式会社
●那須平成の森ガイドウォーク(インタープリターによるガイド)
 テーマ:人と自然が共生する暮らしと自然環境との調和
●那須疏水旧取水施設の見学
●日産自動車株式会社によるEVセミナー
 講義:EVを活用した地域づくり
 講師:日産自動車株式会社
【8月22日】
●那須野が原博物館・日産自動車EV展示/試乗
●那須野ヶ原用水ウォーターパーク ※小水力発電設備見学

9/13(水) <ゼミナール編第4回(全体ワーク)>
グループ発表「脱炭素社会に向けて大学生・高校生の行動変容につながる旅とは?」
9/27(水) <ゼミナール編第4回(企業別ワーク)>
【株式会社セブン&アイ・ホールディングス】
講義:2100年にも「おいしい魚を楽しめる社会」であるためには?

【三井住友海上火災保険株式会社】

講義:地域企業のSDGs取組みと三井住友海上のサポート
ディスカッション:地域の中小企業に期待するSDGs取組みとは

10/11(水) <ゼミナール編第4回(企業別ワーク)>
【株式会社セブン&アイ・ホールディングス】
グループワーク:各グループが漁業関係者・小売店・行政・生活者の立場に分かれ、自分たちが2100年まで生き残るためのアクションを考える。

【三井住友海上火災保険株式会社】

講義:自治体・金融機関等との連携による中小企業のSDGs取組み支援
グループワーク:グループごとに選定した業種について、地域に貢献している中小企業のSDGs取組みの好事例を持ち寄り、優れている点を話し合う。

10/25(水) <ゼミナール編第4回(企業別ワーク)>
【株式会社セブン&アイ・ホールディングス】
課題共有:それぞれの立場のグループから、自分たちが抱える課題と解決のためのアクション、他の立場のグループに起こしてもらいたいアクションなどを共有する。

【三井住友海上火災保険株式会社】
グループ発表に向けた準備
11/8(水) <ゼミナール編第4回(企業別ワーク)>
【株式会社セブン&アイ・ホールディングス】

グループ発表:2100年にも「おいしい魚を楽しめる社会」にするために私たちができるアクション

【三井住友海上火災保険株式会社】

グループ発表:地域の中小企業のどのようなSDGs取組とその情報発信が共感され、評価されるのか

11/22(水) <ゼミナール編第4回(共通テーマワーク)>
●共通テーマ
グループで仮想企業を創設。サスティナブルを軸に、どのような事業を展開していくのかを検討すること。検討にあたっては、各全体ワーク・企業別ワークで学んだことを最大限活用すること。
 

講義①:ビジネスモデルの考え方
講師①:人間環境学部 金藤 正直 教授(プログラムコーディネーター)
講義②:金融とサステナビリティ
講師②:株式会社みずほフィナンシャルグループ

12/6(水) <ゼミナール編第4回(共通テーマワーク)>
グループワーク:課題設定(どのような課題解決をする事業を行うのか検討)
12/20(水) <ゼミナール編第4回(共通テーマワーク)>
グループワーク:事業の詳細の検討
1/10(水) <ゼミナール編第4回(共通テーマワーク)>
中間発表
2/24(土) <ゼミナール編第4回(共通テーマワーク)>
最終発表会
問い合わせ 法政大学SDGs+(プラス)推進特設部会事務局
kyogaku@hosei.ac.jp
  • 那須平成の森(ガイドウォーク)

  • 日産自動車(株)によるEV展示

  • 那須野ヶ原用水ウォーターパーク見学

  • (株)セブン&アイ・HDによる企業別ワーク

  • 三井住友海上火災保険(株)による企業別ワーク

  • 最終発表会