お知らせ

【Message】オープンキャンパスという襷(たすき)を受け継ぎ、そして未来へ

  • 2022年11月10日
お知らせ

市ケ谷オープンキャンパススタッフ代表
法学部法律学科3年
苙 隼人 さん(Oro Hayato)


Messageでは、「自由を生き抜く実践知」を体現している学生の声を届けます。

「最高!法政大学に入ってよかった」――これが、2022年度市ケ谷オープンキャンパスが終わった時の私の気持ちです。

「受験生が大学選びに迷う」という受験生の誰もが直面する課題に対して、大学生が主体的に大学の魅力を発信していくことで、課題の解決に貢献する。これこそが、法政大学のオープンキャンパスです。

企画から運営まで全て学生主体で行うオープンキャンパスだからこそ、「学生」に魅力を感じて入学を決める高校生も多いのです。実は私もその1人でした。

私は2年生から市ケ谷オープンキャンパススタッフの活動を始めました。当時は新型コロナウイルス感染症の影響により、対面ではなくオンラインでの実施でした。秋には対面型オープンキャンパスを1日限定で実施できたものの、本当の意味での達成感を得ることはできませんでした。

3年生になった2022年、二つの思いから代表に立候補しました。
一つ目は「今年こそは夏の対面型オープンキャンパスを実施したい」、二つ目は「法政大学オープンキャンパスの襷(たすき)を受け継ぎ、より良い色の襷に変えて後輩に受け継ぎたい」という思いです。

3年ぶりの夏の対面型オープンキャンパスの実施が決まり、スタッフの気持ちが高まる一方で、対面型の経験不足から不安な声もありました。しかし、そんな状況だからこそ、「スタッフ280人全員で作り上げている」と実感できるような環境づくりに尽力しました。常にスタッフの悩みや意見を聞くことができるように、定期的にアンケート調査を行い、各企画の垣根を越えた練習会の開催も試みました。

その結果、全員が一丸となって実施したオープンキャンパスになりました。主体的に動くスタッフの姿と、それを見る来場者のまなざしは法政大学ならではの光景そのものでした。

私が代表としてここまで務めることができたのは、温かく見守ってくれた先輩方、共に走り続けてくれた同期、頼りになる後輩、学生が自由に活躍できる場を設けてくださった教職員の方々、そして来場者の皆さまがいてくださったからです。

法政大学には、それぞれが主体的で自由に活躍できる場があります。ぜひ、自分が輝けるステージを見つけてほしいと思います。

(初出:広報誌『法政』2022年10月号)