お知らせ

2021年度「ブランディング推進ワークショップ」を開催しました

  • 2021年12月17日
  • イベント・行事
お知らせ

12月4日(土)にオンラインで「ブランディング推進ワークショップ」を開催いたしました。このワークショップは、ピアネット運営委員会が主催する「2021年度ピアネット学生スタッフ合同研修会」の中の一つのプログラムとして行い、ピアネットに所属する7つのユニットの学生スタッフ38名が参加しました。

多くのピアネット学生スタッフが参加する「合同研修会」でブランディング・ワークショップを行うことで、日々のピアネット活動は実践知を体現する活動であることを認識してもらい、「わたしにとっての実践知」を考え、自らの活動と実践知をつなげてもうことを目的に実施いたしました。今回、参加頂いたピアネットの学生団体は以下の通りになります。

参加団体

  • ボランティアセンター「VSP」・「チームオレンジ」
  • グローバル教育センター「グローバルデイ実行委員(学生スタッフ)」
  • グローバル教育センター「日本語教育プログラム 学生スタッフ」
  • 入学センター「オープンキャンパス スタッフ」
  • 多摩事務部多摩事務課「オープンキャンパス スタッフ」
  • 学習ステーション「学生スタッフ」

廣瀬 克哉 総長の「私にとっての自由を生き抜く実践知」

ワークショップの冒頭では、廣瀬克哉総長から「法政大学憲章」の説明と廣瀬総長の「私にとっての自由を生き抜く実践知」が紹介されました。廣瀬総長からは、自身の実践知として、自分ひとりで出来ることは限られているので、自分より、専門的な知識をもった上手くできる人に適切に頼り、そういった人たちをつなげていくことで社会の大きな課題を解決できるというお話を、『陸前高田地域再生支援研究プロジェクト』を例に語っていただきました。

グループワーク

その後、オンラインツールのブレークアウトルームを活用し、8つのグループに分かれ「ピアネット活動における私にとっての自由を生き抜く実践知」をテーマにディスカッションを行いました。各グループには団体の活動概要、「私にとっての実践知」の2つのテーマについて話し合い、意見をまとめた上で、発表をしてもらいました。廣瀬総長が見学する中、各グループとも非常に活発な議論が交わされ、大変充実したワークショップとなりました。

発表のあと、各グループにファシリテーターとして参加していた職員からは次のようなコメントが寄せられました。

  • Aグループ(ボランティアセンター学生スタッフ(チームオレンジ))
    新型コロナ感染症の影響を受けつつも、日々、自分たちができることを地道に継続しているのでこれからも続けて欲しいです。
  • Bグループ(ボランティアセンター学生スタッフ(VSP))
    対面からオンラインに移っても、新しい環境に上手く適応していること、VSPの活動を通じて学生自身の成長にも繋がっていることを感じられました。
  • Cグループ(ボランティアセンター学生スタッフ(VSP))
    VSPのミッションやビジョンが全スタッフに浸透しており、各自が自身の役割を理解して、主体的に活動していることに驚きました。このワークショップでVSPの「実践知」を感じることが出来ました。
  • Dグループ(グローバルデイ実行委員&日本語教育プログラム(JLP)学生スタッフ)
    活動内容が大きく異なる2団体でのワークショップでしたが、皆さんが積極的に議論を重ねてくれたお陰で、とても分かりやすい発表になりました。今後は異なる団体間でのコラボレーションなどを実施しても面白いのではと感じました。
  • Eグループ(学習ステーション学生スタッフ)
    参加者のニーズを考えて、様々なプログラムを企画していることを実感しました。学生スタッフがやりたいことと、参加者のニーズを上手くマッチング出来るように、試行錯誤している点が素晴らしいと思いました。
  • Fグループ(市ケ谷オープンキャンパススタッフ)
    活動が自身の成長にも繋がったという話が印象的でした。オープンキャンパス学生スタッフの活動は、オープンキャンパスの来場者、大学、学生スタッフ自身にとってとても価値のある実践だと改めて実感いたしました。
  • Gグループ(市ケ谷オープンキャンパススタッフ)
    皆さんが楽しそうに他者のために活動していたり、既に成功体験を持っていることが素晴らしいと思いました。チームとしても個人としても実践知を体現しているので、改めて自分たちの活動に自信を持てたのではないでしょうか。
  • Hグループ(市ケ谷オープンキャンパススタッフ)
    皆さん一人ひとりが積極的に取り組んでおり、素晴らしいグループワークでした。皆さんのお話を聞いて、来場者視点で物事を捉えていることが年々、オープンキャンパスの満足度が上がっている理由なのだと感じました。

ワークショップに参加した廣瀬総長の感想

各グループとも短時間で意見をまとめ、発表していた手際の良さにとても感心しました。
今回のワークショップでは1年生と2年生の割合が多く、2020年度と2021年度に入学してきた学生の皆さんが、どのように学生生活に馴染んできているのかを心配しておりましたが、このようなかたちで活躍を始めていることに安心しました。
2019年には全く使っていなかったオンラインツールを効果的に使いこなしている状況を見ると、皆さんの中には色々なものが蓄積されたのだと感じました。このような経験の一つ一つは小さいですが、これがまさに「実践知」の一つとして考えています。
学生が主体となり、企画、実行していくのが法政大学の長年の伝統で、それが法政大学らしい学生を生み出すのだということが、本日のワークショップに集約されていたのだと思います。
とても楽しい時間でした。