12月4日(土)にオンラインで「ブランディング推進ワークショップ」を開催いたしました。このワークショップは、ピアネット運営委員会が主催する「2021年度ピアネット学生スタッフ合同研修会」の中の一つのプログラムとして行い、ピアネットに所属する7つのユニットの学生スタッフ38名が参加しました。
多くのピアネット学生スタッフが参加する「合同研修会」でブランディング・ワークショップを行うことで、日々のピアネット活動は実践知を体現する活動であることを認識してもらい、「わたしにとっての実践知」を考え、自らの活動と実践知をつなげてもうことを目的に実施いたしました。今回、参加頂いたピアネットの学生団体は以下の通りになります。
ワークショップの冒頭では、廣瀬克哉総長から「法政大学憲章」の説明と廣瀬総長の「私にとっての自由を生き抜く実践知」が紹介されました。廣瀬総長からは、自身の実践知として、自分ひとりで出来ることは限られているので、自分より、専門的な知識をもった上手くできる人に適切に頼り、そういった人たちをつなげていくことで社会の大きな課題を解決できるというお話を、『陸前高田地域再生支援研究プロジェクト』を例に語っていただきました。
その後、オンラインツールのブレークアウトルームを活用し、8つのグループに分かれ「ピアネット活動における私にとっての自由を生き抜く実践知」をテーマにディスカッションを行いました。各グループには団体の活動概要、「私にとっての実践知」の2つのテーマについて話し合い、意見をまとめた上で、発表をしてもらいました。廣瀬総長が見学する中、各グループとも非常に活発な議論が交わされ、大変充実したワークショップとなりました。
発表のあと、各グループにファシリテーターとして参加していた職員からは次のようなコメントが寄せられました。
各グループとも短時間で意見をまとめ、発表していた手際の良さにとても感心しました。
今回のワークショップでは1年生と2年生の割合が多く、2020年度と2021年度に入学してきた学生の皆さんが、どのように学生生活に馴染んできているのかを心配しておりましたが、このようなかたちで活躍を始めていることに安心しました。
2019年には全く使っていなかったオンラインツールを効果的に使いこなしている状況を見ると、皆さんの中には色々なものが蓄積されたのだと感じました。このような経験の一つ一つは小さいですが、これがまさに「実践知」の一つとして考えています。
学生が主体となり、企画、実行していくのが法政大学の長年の伝統で、それが法政大学らしい学生を生み出すのだということが、本日のワークショップに集約されていたのだと思います。
とても楽しい時間でした。