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【2019年度自由を生き抜く実践知大賞】自由という広場賞「ガラス箱オフィスアワーセンター(GBC)」紹介

  • 2020年02月21日
  • イベント・行事
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受賞名

自由という広場賞

受賞取組

ガラス箱オフィスアワーセンター(GBC)

実践主体

情報科学部

活動概要・成果

情報科学部では、「授業や勉強方法、簡単な学生生活上の悩みを気軽に相談できる場」を学生に提供するべく、2009年度にガラス箱オフィスアワーセンター(GBC)を開設、現在まで継続している。運営は、学生アシスタント(学部生(SA)/院生(TA))・教員・相談員(臨床心理士の資格を持つカウンセラー)の三者が一体となって行っている。
普段は学生の学習サポートが主な活動であるが、その他にも、学生アシスタントの発案で様々な企画を行っている。(例として、英語力の向上を図るための学部独自の「イングリッシュコーナー」、(科目別質問者数の分析結果などをもとにした)特定科目の「対策講座」や「プログラミング講習会」、学生と教員の距離を縮めるための「GBC懇親会」など。)
2018年度には延べ2,194名が来室。中でも1,2年生の来室者が全体の7割強を占めており、低学年の学生生活サポートに一役買っていることが伺える。

総長からの選定理由コメント

教員の義務と化しているオフィスアワーを、学生同士の対話の場にすることで、教員もまた楽しく開放的に指導する場所を作った。すでに長く使われており、学生のアイデアが活きている。自由な空間で「対話」を推進する場を創造し続けていることを顕彰したい。

受賞の感想

この度は、「自由を生き抜く実践知大賞」~自由という広場賞~にご選出いただき、ありがとうございます。
私たちが運営するGBCは、情報科学部生が「講義や課題の内容、学生生活について気軽に相談できる場所」として、2009年に開設されました。以来、今日まで学生アシスタント(SA)が主体となり運営しています。
情報科学部には専門的な科目が多く、授業についていけなくなったり課題に行き詰まったりすることが多々あります。そんなときGBCを訪れれば、同じ苦労を経験した先輩方や、普段はアポイントを取らないと会えない先生方に、気軽に相談することができます。
私たちSAは、多くの学生がつまずく科目の勉強会や、学生と教員との距離を縮めるための懇親会を開催することを通して、GBCをより良い場所にしようと日々奮闘しています。このように利用者である学生と同じ立場の私たちSAが、自由な発想で試行錯誤しながら作り上げてきたGBCという空間は、今や情報科学部になくてはならない存在になっていると確信しています。
また、GBCでの活動を通して得た知見や実践知は、私たちSAを大いに成長させてくれました。このような環境をこれまで築いてくださったOB・OGの方々、ならびに情報科学部の教員・職員のみなさま、そしていつも一緒に活動してくれるスタッフのみんなに、心から感謝いたします。
私たちはこれからも情報科学部生に寄り添い、有意義な学生生活を送れるようサポートしていきたいと思います。

ガラス箱オフィスアワーセンター(GBC) スタッフ一同