お知らせ

法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト・第十弾「これから十年先もこだわりの詰まった最愛の庭園」を開催(2023年3月20日(月))

  • 2023年03月24日
  • イベント・行事
お知らせ

 2023年3月20日(月)、法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト・第十弾「これから十年先もこだわりの詰まった最愛の庭園」を開催しました。
 同プロジェクトは、学生と教職員が協働して2005年に誕生した「グリーン・テラス」を活動拠点に、皇居、北の丸公園、靖国神社を経て外濠公園につながるビオトープネットワークを意識した地域の生物多様性の保全、気候変動の緩和・適応、ヒートアイランド対策等を視野にいれた「法政大学で最愛の庭園」を目指して活動しています。
 「グリーン・テラス」誕生から約十八年経過した現在では、プロジェクトに文系・理系、学部・大学院の垣根を超えた約30名を超える学生が登録し、誕生当初に目指した学生・教職員の「憩いの場」から鳥や蝶を始めとした「生物が生育・生息する空間」へと広がりを見せています。
 当日は、環境センター榎本 直子より「こだわりの詰まった法政大学で最愛の庭園」の「見どころ」や「誕生秘話」をお話しし、春から夏にかけて収穫が期待される菜園区画に野菜の種やキタアカリの種芋(環境センター 榎本 直子が寄付)を植えたり、これから十年先の庭園の姿を思い描きながら、「十年先もこだわりが詰まった法政大学で最愛の庭園」をテーマに、伊勢系の花菖蒲やメンバーが選定した植物や球根等を植えたり、冬越ししたハイビスカスを再び庭園に植えました。
 2022年度は、新型コロナウイルス感染症をのりこえて、年度初めからプロジェクトの活動を開始することができ、プロジェクトメンバーと共に、2022年12月開催 「サステイナブルキャンパス推進協議会(CAS-NET JAPAN)年次大会」、 「エコプロ2022」等に参加し、学内外に広く活動を紹介することができました。
 「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」は、千代田区・新宿区にまたがる「外濠」におけるビオトープネットワークを意識した「法政大学で最愛の庭園」を目指した取り組みが評価されて、2022年3月に千代田区主催「令和3年度 ちよだ生物多様性大賞」において入賞、2023年2月に新宿区「第16回新宿エコワン・グランプリコンテスト」グループ部門 奨励賞を受賞しました。
 2023年度には、新たに、「グリーン・テラス」を活動拠点に、皇居、北の丸公園、靖国神社を経て外濠公園につながる「外濠」地域のビオトープネットワークを意識し、地域の生物多様性の保全、気候変動の緩和・適応、ヒートアイランド対策等を視野にいれて、「自然」とのつながりを考えながら、これから十年先も”こだわりが詰まった”「法政大学で最愛の庭園」を目指してメンバーを大募集します。
 それでは、皆様と「法政大学で最愛の庭園」でお会いできることを楽しみにしております。

はじめて参加されたメンバーも和気藹々と「これから十年先もこだわりの詰まった法政大学で最愛の庭園」造り(記念写真:左から経済学部・田野さん、経営学部・今田恭輔さん、文学部・髙橋梨咲さん、法学部・桂通人さん、法学部・加藤大喜さん、国際文化学部・市嶋温日さん)。

  • 例年より早く春の兆しが訪れています。

  • 「これから十年先もこだわりが詰まった法政大学で最愛の庭園」をテーマに選定。今回は、特別に「葡萄」や「久留米つつじ」、菜園区画には「六方沢わさび」等(環境センター 榎本 直子が寄付)。

  • はじめて参加されたメンバーも「こだわりの詰まった法政大学で最愛の庭園」の見どころや活動について熱心に質問。

  • 庭園奥の「土」を丁寧に耕して、伊勢系の花菖蒲を植えました。風が心配ですが、これから初夏が楽しみになりますね。

  • 雑草との戦いが課題となっている庭園奥のD区画では「芝桜」を移植。

  • 栗に似た食感と甘い味が特徴でカロテンやビタミンCたっぷりで、栄養価の高さでも注目されているキタアカリの種芋を定植(環境センター 榎本 直子が寄付)。

  • 法政カラーの「花壇」を目指して種蒔き。

  • 庭園の手前の花壇では「木瓜」が見頃

  • 「こだわりの詰まった法政大学で最愛の庭園」造りで最も苦戦している庭園奥のD区画も段々と賑わってきました。ハイビスカスはどこに帰ってきたのか、お楽しみに。