お知らせ

新型コロナウイルスワクチンの「大学拠点接種」に関する現在の状況について

  • 2021年08月05日
お知らせ

2021年8月5日

学生、教職員、
本法人の各校地に勤務される皆さんへ

法 政 大 学

新型コロナウイルスワクチンの「大学拠点接種」に関する現在の状況について

本学は、6月24日に「大学拠点接種」の実施を公表いたしました。その後、厚生労働省及び文部科学省から、当初計画していた日程(7月下旬開始)での接種の実施は困難である旨の連絡があり、これを受けて、7月12日に公表したとおり、接種期間を8月中旬以降開始に変更して実施することとし、文部科学省にもその実施計画について伝達いたしました。

この変更後の日程で「大学拠点接種」を実施すべく準備を進め、医師(延べ129名)、看護師(延べ53名)の協力もいただき、会場となる富士見坂校舎の設営も終了し、接種予約システムの環境も整え、8月10日の週から予定していた予約開始に備えるなど、本日8月5日時点において全ての準備が完了した段階となっていました。

しかしながら、7月30日の河野内閣府特命担当大臣(新型コロナウイルスワクチン接種担当)の記者会見における、「米国外のモデルナ社の製造パートナーの製造上の一時的な問題によって、全世界的にモデルナ社製ワクチンの供給の遅れが生じ」、「新しく接種をスタートするためにワクチンの供給を始める会場数が当初想定していたよりも若干少なくなるのは避けられない」との発言を受けて、8月3日に文部科学省から、「大学拠点接種を含む職域接種の新規案件について数量を限定せざるを得ない状況である」ことが突然伝えられ、併せて本学での大学拠点接種のスケジュールについても希望に添えない可能性があるとの連絡がありました。さらに本日8月5日には、8月30日の週以降で実施を調整すると伝えられました。

前掲のとおり、「大学拠点接種」全ての準備を完了させた段階ではありますが、文部科学省から、本学の接種日程(8月中旬以降)での接種開始の見込みが立てられないとの連絡を受ける状況となってしまったため、本学にとって誠に不本意ではありますが、次のような考え方で対応せざるを得ないと判断いたしました。

本学の現状につきましてご理解をいただき、ご協力のほどをどうぞよろしくお願いいたします。

1 【今後の対応の考え方】
(1)こののち文部科学省から、8月30日の週で接種開始が可能であるとの連絡を受けた場合は、8月30日に接種を開始する日程に変更します。ただし、この場合、接種に関する様々な体制や環境が整わないため、やむを得ず第1回・第2回の接種期間をそれぞれ1週間(5~6日間)に短縮します。
(2)一方、文部科学省から9月6日の週以降に接種日程の変更を求められた場合は、夏季休業期間中における「大学拠点接種」の実施を見送ることといたします。なお、その後の対応については改めて検討いたします。
(3)上記(1)及び(2)の対応の決定及び詳細については、8月20日(金)に本学ホームページでお知らせいたしますのでご確認ください。

2 【ワクチン接種を希望される方へのご案内】
(1)ワクチン接種を希望する方は、先に実施した意向調査において「本学会場での接種を希望する」とご回答いただいた方も含め、次に示すような別会場での接種機会もぜひご活用ください。
 ・ 各自治体が設置する接種会場
 ・ 大規模接種会場 (自衛隊 東京大規模接種センター)
(2)下宿等の理由により住民票所在地以外に居住する方は、所定の手続きをすれば居住地での接種を行うことができます。厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」を確認してください。
  ■厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」
   住民票所在地以外での接種や、県外にあるかかりつけ病院での接種は可能ですか。
 


※ 現状について、記載した以上の情報はございませんので、お問い合わせについてはご遠慮くださいますようお願いいたします。

以 上
 

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