お知らせ

コロナウイルス感染拡大に伴う家計急変、並びにオンライン授業受講環境に関する本学の学生支援について

  • 2020年04月24日
お知らせ

本学学生と保護者の皆さんへ

コロナウイルス感染拡大に伴う家計急変、
並びにオンライン授業受講環境に関する本学の学生支援について

2020年4月24日
5月1日更新
5月7日更新
5月22日更新
5月26日更新
5月29日更新

法政大学総長
田中優子


 国による学生支援緊急給付金給付事業について


<5月1日掲載> (5月22日更新)(5月29日更新)

※現在、この部分は更新しておりません。最新情報はこちらで確認ください。

4月24日に以下のお知らせをいたしましたが、本日は、その後決定した学部生(通学課程)・大学院生を対象とした具体的な支援方針・施策について、あらためてお知らせします。

1 オンライン授業受講環境の支援

(1)通信環境の整わない学部生・大学院生への支援
オンライン授業の受講には月間30~50GB程度の通信容量が望まれますが、学内での調査により、それにかなった通信環境を整えられない状況にある学部生・大学院生が一定数いることが分かりました。そのような方を対象として、オンライン授業の期間中、月間30~50GB程度の通信容量を各自確保できるよう、以下いずれかの支援を行うこととしました。
 ・Wi-Fiルーター(50GB/月モデル)の無償貸与
 ・通信容量増設費用補助(春学期分15,000円支給)
 ※各自の事情を確認させていただいたうえで、Wi-fiルーターの無償貸与か通信容量増設費用補助かを決定させていただきますので、ご承知おきください。

【申請手続き等】
申請方法等は法政ポータルサイト「HOPPII」をご覧ください。申請受付期間は5月7日~5月11日午後5時です。(5月7日更新)
支援対象者を拡大のうえ、追加募集を開始いたしました。申請受付期間:2020年5月29日(金)~6月4日(木) 17:00(厳守)です。
詳しくは、こちら をご覧ください。(5月29日更新)

(2)PCの無償貸与
同じく学内実施調査により、オンライン授業に用いるための端末を整えられない状況にある学部生・大学院生が一定数いることが分かりました。そのような方を対象として、PCの無償貸与を実施します。なお、対象者数は先の学内調査での結果を受けて算出しており、貸与台数には限りがあります。各自の事情を確認させていただいたうえで採否を決定させていただきますので、ご承知おきください。

【申請手続き等】
上記(1)ルーターの貸与と同スケジュールで申請方法の発表、受付を開始します。

2 家計急変学生への経済的支援

(1)家計急変学生奨学金(給付型)の強化
学費納入時期に納入できない学部生を対象として、従来から実施していた家計急変奨学金(給付型)について、支給額を一人当たり50万円に増額し、採用枠も大幅に増やします。
  
【申請手続き等】 
申請方法等の詳細はこちらをご覧ください。(5月22日更新)

(2)緊急支援奨学金(給付型)の新設
新型コロナウイルス感染症により経済的影響を受けている学部生・大学院生を対象に、緊急支援奨学金(給付型)を新設し、一人当たり10万円を支給します。
 
【申請手続き等】
申請方法等の詳細はこちらをご覧ください。(5月22日更新)

3 学生の学内雇用の拡大(新規募集)

本学で従来から実施されている「授業支援アシスタント制度」や「ピアサポートによる学習支援制度(新入生サポーターやラーニング・サポーター制度)」の採用枠を大幅に拡充し、教員のオンライン授業のサポートや「新入生サポートチーム」による学習支援の実施などに学生をサポートスタッフとして雇用します。これらの学生スタッフを活用することで、本学らしい教育活動や学習支援を展開していきます。なお、学生スタッフは,キャンパス閉鎖中はオンラインによる勤務となります。

【申込手続き等】
 ・「授業支援アシスタント」は今後、授業科目担当教員から個別に依頼します。
 ・新入生サポーターへの参加方法については5月中旬以降に発表します。

本日は、導入を検討している新たな支援のうちで、準備が整ったものをお知らせいたしました。
今後、コロナウイルス感染症による影響の推移、本学学部生・大学院生の皆さんの状況に応じて、必要な対応を積極的に検討し、実施していきます。

日々さまざまな不自由に直面されていることと思いますが、どうか、皆さんが選んでくれた法政大学での学びの機会をあきらめることなく、学生の皆さんと教職員が協力して、この困難を生き抜いていきましょう。

4 新型コロナウイルス緊急対策奨学基金の設置

この間のコロナウイルス感染症の影響で、いま学業継続上の困難に直面している本学の付属校生徒・学部生・大学院生を支援する目的で、期間限定の募金「新型コロナウイルス緊急対策奨学基金」を、本日設置いたしました。(募集期間2020年5月1日~2020年7月31日)

◆募集対象
卒業生、教職員、本基金にご賛同いただける皆さま


<今後のご案内について>
それぞれの支援については準備出来次第、「法政ポータルサイト(HOPPII)」に案内を掲載いたします。学生の皆様におかれては案内掲載をお待ちいただくようお願いいたします。

<案内掲載予定>
(1)オンライン授業受講環境の支援 ⇒ 申請方法等は法政ポータルサイト「HOPPII」をご覧ください。申請受付期間は5月7日~5月11日午後5時です。(5月7日更新)
(2)家計急変学生奨学金(給付型)の強化 ⇒ 5月下旬予定
(3)学生の学内雇用による支援 ⇒ 5月中旬以降予定


<4月24日掲載>

※現在、この部分は更新しておりません。最新情報はこちらで確認ください。

法政大学では、学生の皆さんの本学での勉学継続のために、従来から様々な形で、修学に困難がある学生や、家計が急変した学生への支援を行ってきました。しかしながら、今回のコロナウイルス感染症拡大による社会経済への影響は計り知れません。授業料を負担下さっているご家族の経済状況に変化が生じた方、またご自身のアルバイトの仕事を失った方など厳しい状況は既に広がっています。また、この状態がいつまで続くのかも現時点で見きわめがつかず、多くの方が不安を抱えています。

加えて今学期は、「緊急事態宣言」のもとでキャンパス入構を禁止し、感染症の状況が落ち着くまで当分の間、全授業をオンラインで実施することとしました。それに伴い、学生の皆さんにオンライン授業受講上の機器・通信環境を整えていただくことを、お願いしました。これも学生の皆さんやご家族に少なからぬご負担をかけていることと思います。

本学では、こうした現下の状況にかんがみ、従来からの支援制度に加えて、さらなる学生支援のための多様な方策を急ぎ検討し、順次決定し、速やかに対応すべく、いま動いています。すでに、家計急変した本学の付属校生徒・大学生・大学院生を支援するための募金制度の創設、大学院生を対象にした学費延納制度の導入を決定しました。また、オンライン授業受講のための環境支援は、PC貸与、ルーター貸与等をおこなう方向で準備に入っています。台数と貸出開始日等詳細が確定しましたら、すぐにお知らせします。

通信環境が整うことによって、受講はもちろんのこと、大学の設備をオンライン上で利用する幅も広がります。たとえば本学では図書館の年間予算の約三分の一がデジタルの書籍、雑誌、データベースの充実にあてられています。図書館はインターネットを介してかなりの本を読むことができるようになっています。順調に受講や読書、調べもの等ができるよう、システムの増強と追加も急遽おこなっており、皆様の学納金はこの状況に対応するために必須のものとなっております。

今後、さらに新たな学生支援を決定すると共に、随時皆さんにお伝えしていきますが、以下に現時点でお伝えできる情報をお知らせします。ぜひ役立てて下さい。
すべての学生の皆さんが、法政大学の一員として、この厳しい状況のもとでも、少しでも希望をもち豊かな学びの機会をつくっていけるよう、大学教職員一同、努力を継続します。

 

1.従来からの取り組み・支援制度

2.今回新たに実施する学生支援

  • コロナウイルス感染症拡大の影響で、家計急変した本学の付属校生徒・大学生・大学院生を支援する目的で実施する期間限定募金
    新型コロナウイルス緊急対策奨学基金
  • 大学院生を対象にした学費延納制度
    【大学院生向け】学費延納制度の導入について
  • 通信環境の整わない学部生・大学院生への支援
  • PCの無償貸与
  • 家計急変学生奨学金(給付型)の強化
  • 緊急支援奨学金(給付型)の新設
  • 学生の学内雇用の拡大(新規募集)

参考ページ