教職員による学内での取り組み

教職員による学内での取り組み一覧・1

教職員による学内での取り組み

宮城県石巻市北上町への支援活動「生業支援・学習支援から」

代表者名/主管部署 人間環境学部
開催期間 2013年8月5日~10日、19日~23日
開催場所 宮城県石巻市北上町
活動内容

人間環境学部では、NPO法人パルシック(PARCIC)と提携して宮城県石巻市における震災ボランティア活動を続けている。2013年度は、昨年度に引き続き、同じ石巻市の北上町において「生業支援・学習支援から復興を考える」というフィールドスタディを実施した。
8月5日~10日、19日~23日の2回にわたり、計8名の学生が現地入りし、地元の方の野菜作りや漁業を支援する一方で、仮設団地に暮らす子どもたちの学習を手伝ったり一緒に野山で遊ぶといった活動を行った。

協力団体 特定非営利活動法人パルシック(PARCIC)
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人間環境学部特別セミナー「とにかく考えてみよう」を開催

代表者名/主管部署 人間環境学部
開催期間 2013年7月20日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容

人間環境学特別セミナーでは、これまで原発やエネルギー問題を主として取り上げてきたが、今回は2005年にイギリスで始まった地域社会活性化の取り組みであるトランジション・タウン運動を扱った「In Transition 2.0」を通じて、新しいコミュニティのあり方や人びとのつながり方について考えた。
「In Transition 2.0」の上映会の後、NPO法人トランジション・ジャパンより加藤俊嗣氏をお招きし、講演会を開催。これまでの暮らしのあり方を真摯に見つめ直し、子どもたちの未来、食の安全、エネルギーの自給、お金の地域内循環など、自分たちの力でしなやかで持続可能な地域社会を創ろうというムーブメント「トランジション・タウン」の世界各地での取り組みを通じて、震災後の日本でどう暮らしていくか、未来のための行動を誰とどのように行っていくかを考え話し合った。当日は、教員・学生・一般から80名の参加があり、長時間にわたって熱い議論が交わされた。

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社会学部創設60周年記念事業 テレビドキュメンタリー連続上映会「『水俣』、『原発』のテレビドキュメンタリーに見る戦後」

代表者名/主管部署 社会学部
開催期間 2013年6月25日、7月9日
開催場所 多摩キャンパス
活動内容

8時間を超える「水俣」と「原発」をめぐるドキュメンタリー番組の連続上映で、3.11原発震災後に至るまでの戦後日本社会の何が見えてくるのか。それを、番組製作者たちとともに掘り起こす。この連続上映会は、アーカイブ研究の成果をメディア、ジャーナリズムの実践的教育のみならず、関連領域の研究と教育とも往還させようとする試みである。
第1回 6月25日【ドキュメンタリー番組上映】
NHK『ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月~』
日本テレビ『行くも地獄、戻るも地獄~倉澤治雄が見た原発ゴミ~』など

第2回 7月9日【ドキュメンタリー番組上映】
NHK『ネットワークでつくる放射能汚染地図4~海のホットスポットを追う~』
NHK『小良(おら)ヶ浜ふたたび~福島・原発の浜の漁師たち~』など

てつがくカフェ@ふくしま 特別編3「フクシマはどこへ?-絶望と怒りの淵から-」を開催

代表者名/主管部署 サステイナビリティ研究教育機構
開催期間 2013年3月10日
開催場所 A・O・Z(アオウゼ)大活動室1(福島県福島市)
活動内容

東日本大震災、そして東電福島第一原発事故から2年目を迎えるが、この間、日本社会は何を学んだのか。昨年末に行われた衆議院選挙では「脱原発」が声高に叫ばれた一方で、原発を推進してきた政党が圧勝した。私たちが失ったものの意味を、私たちはほんとうに考えてきたと言えるのか。いままで、そして今なお福島の人たちに強いられている犠牲をどのように考えたらよいのか。原発事故や福島の未来について、参加者とゆっくり語りあう。

「東日本大震災復興支援事業報告会-北上町の今とこれから-」を開催

代表者名/主管部署 人間環境学部
開催期間 2013年3月2日
開催場所 築地本願寺本堂講堂(東京都)
活動内容

2011年3月11日の東日本大震災から2年が経ち、震災直後、がれきの山だった当時からは街の風景が変わり、復興が進んでいる一方で、長引く仮設住宅での暮らしや、地域での就業機会の不足など、これからの課題もまだ多く残されている。本イベントの共催団体であるパルシックは、宮城県石巻市北上町で、ワカメ養殖支援、仮設住宅近くでの共同農地の運営、かわら版発行によるコミュニティ復興支援などを行い、地域の皆さまと一緒に、北上町の農漁業の復活を目指して日々活動している。 今回の報告会では、彼らのこれまで2年間の活動報告を行ってもらうとともに、新鮮なワカメしゃぶしゃぶの試食や、海産物の販売も行った。

協力団体 特定非営利活動法人パルシック(PARCIC)、特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク
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法政大生が手がける産学連携プロジェクト―都市災害に備えるコンパクトな「防災セット」を開発

代表者名/主管部署 デザイン工学部
公開日 2013年3月
活動内容

デザイン工学部システムデザイン学科の大島礼治研究室が、産学連携プロジェクト「SG(エスジー):P(ピー)(self guard project)」を立ち上げ、大島研究室の学生2名が中心となって、コンセプト開発から製品化までに一貫して携わり都市災害における帰宅困難者のためのコンパクトな防災セット(2種)を開発した。本防災セットは、東日本大震災時に帰宅困難を体験した女性100名へのインタビュー調査「100人の真実」から、“自助”の考えを基に帰宅するまでの必要最低限の備えとは何かを検証し、コンパクトさと実用性の両立を突き詰めたもので、今夏以降、全国の企業・自治体・学校等を対象に販売する予定。
防災セットは、「バッグインプロテクターセット」と「防炎フードケープセット」の2種類。帰宅までに最低限必要と考えられる10アイテムと「ヘッドプロテクター」、「防炎フードケープ」のいずれかをコンパクトに同梱したもの。
「ヘッドプロテクター」は、落下物の力を左右に受け流す不均等なアーチ構造、上板を脱着する組み立て式という今までにない機構により、重さ約270g、セット収納時の厚さが約15mmとビジネスバッグに入れて持ち歩くことのできる携行性を実現。また、「防炎フードケープ」は、「100人の真実」の対面インタビューから得られた女性の体験談を踏まえ、都市での震災時の大きな課題とされる「火災」から身を守るだけでなく、授乳時・排泄時等のプライバシー保護、他の携行品をポケットに収納しながらの機動性の確保、利用者の体型にとらわれない汎用性などの点に配慮した。

サス研フォーラム「惨禍の福島に何を見るか」を開催

代表者名/主管部署 サステイナビリティ研究教育機構
開催期間 2012年12月20日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容

サス研フォーラムは「サステイナビリティ」をテーマにして、定期的・連続的に開催する公開の講演と討論の集い。今回は、「惨禍の福島に何を見るか」をテーマに開催。
【講演者】
清水修二氏(福島大学経済経営学類教授
【講演要旨】
日本史上最大の公害事件というべき福島原発事故は、日本社会の過去・現在・未来を映し出す鏡のように思える。科学や科学者への信頼、被災者に対する国民の視線、原子力発電に対する国民の態度、国家と民主主義のあり方等々、実にいろいろな問題をこの事故はあぶり出した。いま非常に大事なことは、この事象を「内部(福島)の視点」から見ることである。それはひいては、原子力施設を抱える全国各地の人々と視点を共有する第一歩になるだろう。

人間環境学特別セミナー「ドキュメンタリー映画を見て、震災後の日本社会を考える」を開催

代表者名/主管部署 人間環境学部
開催期間 2012年12月15日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容

震災から1年半が過ぎたが、問題、課題は山積している。人間環境学部で学ぶ私たちにはいま何ができるのか。「持続可能な社会」の構築」という本学部の目標についても、もう一度考えることが必要である。
法政大学人間環境学部では、このようなコンセプトから、教職員と学生の共同企画として「とにかく考えてみよう」をテーマに、ドキュメンタリー映画を見て、ともに議論する催しを行っている。6回目となる今回は、2010年にドイツで制作・放映され、同国で脱原発が決定される上で世論に大きな影響を与えたと言われる問題作『第4の革命』を取り上げる
【プログラム】
『第4の革命-エネルギー・デモクラシー』(カール-A.フェヒナー監督、2010年ドイツ)上映会とディスカッション

法政大学大学院まちづくり都市政策セミナーを開催

代表者名/主管部署 法政大学大学院
開催期間 2012年12月2日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容

1977年から続いているまちづくり都市政策セミナー、第37回は「まちづくりの最前線~『新しい公共』の再構築に向けて~」をテーマとして開催。
<セミナー3>
【鼎談】「市民が描き実現する復興まちづくり~神戸、中越、能登の経験と東北へのメッセージ~」
小林 郁雄(神戸山手大学教授/まちづくり株式会社コー・プラン相談役/人と防災未来センター上級研究員)
稲垣 文彦(中越復興市民会議代表/中越防災安全推進機復興デザインセンター長)
水野 雅男 兼コーディネーター(法政大学大学院教授/NPO法人輪島土蔵文化研究会理事長)

大原社会問題研究所シンポジウム「ポスト震災を生き抜く」を開催

代表者名/主管部署 大原社会問題研究所
開催期間 2012年11月27日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容

今回のシンポジウムでは3つの課題を設定。第1は、ポスト震災の生活の形と、これからの国民的合意形成の政治のあり方、第2は、従来の選択と集中の地域開発を問い直し、被災地における市民目線の新たなまちづくりの実践、第3は、わが国の戦後成長と今後の福島の復興との関係について考える。
【第1部 講演】
1.ポスト3.11の包摂型社会ビジョン
宮本 太郎(北海道大学大学院教授)br />2.市民目線の復興まちづくり
神谷 秀美((株)マヌ都市建築研究所取締役・主席研究員)
3.日本の戦後成長と『フクシマ』
開沼 博(福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員・東京大学大学院博士後期課程)
【第2部 パネルディスカッション】
<コメンテーター>
杉田敦(法政大学法学部教授)
保井美樹(法政大学現代福祉学部准教授)
<司会>
鈴木 玲(法政大学大原社会問題研究所教授)
仁平典宏(法政大学社会学部准教授)

多摩シンポジウム「大震災・原発事故!地域社会の崩壊と再生」を開催

代表者名/主管部署 多摩事務部
開催期間 2012年11月10日
開催場所 多摩キャンパス
活動内容

3.11東日本大震災・福島原発事故後既に1年半も経過したが、被災地の復旧は遅々として、除染の手立ても明確にならず、放射能汚染によりいのちとくらしが脅かされている。このシンポジウムでは、被災地の人々の生の声を聴き、再生への取り組みの現状と課題、支援の在り方等について討論し共に考え、今後の地域社会の在り方にも言及する。
【基調報告】
「震災・原発事故後の現状と問題」
【パネルディスカッション】
(1)故郷(ふるさと)の安心安全な生活をとりもどす
(2)子供たちを放射能汚染から守る 除染と賠償
(3)地域社会の再生に向けて-復旧・復興の在り方を問う
(4)被災地・被災者と向き合う、支援のあり方を考える

協力団体 町田市、八王子市、相模原市

「原発震災被災地復興の条件―ローカルな声」を開催

代表者名/主管部署 国際文化学部
開催期間 2012年10月20日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容

東日本大震災後1年半が経過した現在でも、数万人の人々が故郷からの離散を余儀なくされ、近い将来帰れる見通しはない。さらに、内部被曝の危険性も指摘されている。原発震災という未曽有の災害に襲われた福島に生きるとはどのようなものか、その危機を理解し、支援を続けるには何が必要なのかを改めて考える。
【パネリスト】
横山恵久子氏(NPO法人難民を助ける会、相馬市在住)
テーマ「福島に生きる」
松林要樹氏(映画監督、ドキュメンタリー映画「相馬看花」制作)
テーマ「福島で撮る」
【コメンテーター】
伴英幸氏(原子力資料情報室共同代表、事務局長)
家田修氏(北海道大学スラブ研究センター教授)
【司会】
中島成久(法政大学国際文化学部教授)

特別フィールドスタディ「生業を中心とした地域社会のレジリエンス形成」を実施

代表者名/主管部署 人間環境学部
開催期間 2012年8月4日~10日、19日~25日
開催場所 宮城県石巻市北上町十三浜地区・橋浦地区ほか
協力団体 NPO法人パルシック
活動内容

法政大学人間環境学部では、昨年度に引き続き震災ボランティアを実施。今年度はNPO法人PARCICとの提携のもと、特別フィールドスタディ「生業を中心とした地域社会のレジリエンス形成」を実施、石巻市十三浜地区の農業・漁業支援を中心としたボランティアを通じて、地域社会のレジリエンス(回復力)に関する学習を行った。 8人の学生が2班に分かれて農作業や野菜の販売、子どもたちの学習支援などのボランティアを実施した。

関連リンク

人間環境特別セミナー「とにかく考えてみよう」を開催

代表者名/主管部署 人間環境学部
開催期間 2012年6月15日、6月29日、7月13日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容

2012年度前期の「とにかく考えてみよう」企画(人間環境特別セミナー)は、3回連続シリーズで、放射線の問題、原発避難者の問題について、ドキュメンタリー映画を見ながら考えるという企画を実施。15日は鎌仲ひとみ監督の最新作、『内部被ばくを生き抜く』(2012年)の上映会と、鎌仲監督による講演会を開催、29日は舩橋淳監督「双葉から遠く離れて(Nuclear Nation)」の上映会を実施、13日は舩橋淳監督と「とみおか未来ネットワーク」代表・市村高志さんによる、公開ディスカッションが行われた。
【6月15日】
鎌仲ひとみ監督作品『内部被ばくを生き抜く』を上映
参加者:一般31名、学生約50名
【6月29日】
舩橋淳監督作品『双葉から遠く離れて(Nuclear Nation)』を上映
参加者:一般28名、学生26名
【7月13日】
舩橋淳監督と市村高志さん(とみおか未来ネットワーク代表)とのディスカッション
参加者:約30名

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サス研フォーラム「三陸での津波核害と復興の現状と課題」を開催

代表者名/主管部署 法政大学サステイナビリティ研究教育機構
開催期間 2012年6月21日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容

田老町(現岩手県宮古市)では、明治、昭和の大津波に引き続き、東日本大震災でも大きな津波の被害を受けた。三陸鉄道も大きく分断されたが、復旧の取り組みが進んでいる。本講演では、田老を中心に、その他県内沿岸部も含め、三陸での津波被害の状況を紹介するとともに、地域の復興の現状と、その課題や展望について考える。
【講演者】赤沼喜典氏(三陸鉄道株式会社本社 旅客サービス部 旅客サービス課長)

「フクシマ」を考える~多摩から向き合う震災と原発事故~

代表者名/主管部署 多摩図書館/法政大学サステイナビリティ研究教育機構
開催期間 2012年6月4日~7月13日
開催場所 多摩キャンパス
活動内容

大震災から1年以上が経過した現在でも、原発事故の影響で多くの被災者が各地で避難生活を続けている。また、被災地の瓦礫受入や原発再稼働問題など、各地域社会で真剣に向き合うべき問題が山積している。原発やエネルギー問題を研究しているゼミや、多摩地域で被災者支援活動を行っている団体と協力し、映画上映会や写真展、図書展示を開催することで、福島で起こっている問題やこれからの私たちの社会について考える機会を提供する。
シリーズ1「原発事故を考える~チェルノブイリとフクシマ」
 映画上映・講演会 6月12日
 写真展、図書展示 6月4日~15日
シリーズ2「福島を考える~私たちに何ができるのか」
 映画上映・報告会 6月26日
 写真展、図書展示 6月18日~29日
シリーズ3「エネルギーシフトを考える~地域に根ざして」
 映画上映・パネルディスカッション 7月10日
 パネル展示、図書展示 7月2日~13日

協力団体 社会学部舩橋ゼミ、平塚ゼミ、壽福ゼミ、多摩ボランティアセンター、つながろう!八王子で!、旭ヶ丘子ども会福島支援チーム ほか

東日本大震災チャリティ講座を開催

代表者名/主管部署 法政大学エクステンション・カレッジ
開催期間 2012年6月2日~12月22日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容

昨年に引き続き、エクステンション・カレッジでは、今年も東日本大震災の復興支援の一環として、6つのチャリティ講座を開講し、受講料の一部を寄付金として被災地復興に役立てる。チャリティ講座では、法政大学総長をはじめ本学教員が講師を務め、市ケ谷キャンパスで後期授業として開講された「法政学への招待」をエクステンション・カレッジ版として開講する「法政学事始メ」など、多種多彩な講座が用意されている。
1.新・能楽講座IX 6月2日~23日(全4回)
2.「健康」を哲学する 8月4日
3.被災地を歩く。言葉を探す 9月1日
4.法政学事始メ 9月15日、29日
5.大震災後の<新しい社会イメージ>の構想 9月29日~10月20日(全3回)
6.大人のための古典文学 11月10日~12月22日(全7回)

サス研フォーラム「核害に立ち向かう」を開催

代表者名/主管部署 法政大学サステイナビリティ研究教育機構
開催期間 2012年5月24日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容

福島第一原発事故による放射能汚染により私達の生活環境は一変した。郡山医療生協は、この状態を核による公害(核害)として位置づけ、「この地に住み続ける権利」「主権在民」を強く主張して、核害に立ち向かう取り組みを進めてきた。かつて経験したことのない眼に見えない恐怖や不安の中、手探り状態で取り組んできた経験と取り組みの到達点や課題について報告する。
【講演者】宮田育治氏(郡山医療生活協同組合専務理事、日本医療福祉生協連常任理事、福島県生協連常務理事)

サス研フォーラム「放射能の身体への刻み方」を開催

代表者名/主管部署 法政大学サステイナビリティ研究教育機構
開催期間 2012年4月26日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容

サス研フォーラムは、法政大学サステイナビリティ研究教育機構が、「サステイナビリティ」をテーマにして、定期的・連続的に開催する公開の講演と討論の集い。 今回は、原発政策の推進とその帰結としての福島第一原発の事故を迎え、原子力時代という「歴史」を生きることになった私たちにとって、原子力時代を生きるということは、いったいどういうことを意味しているのかについて考える。
【講演者】大石光伸氏(常総生活協同組合(本部:茨城県守谷市)副理事長)

「東日本大震災わたしたちの声」サイト運営

代表者名/主管部署 人間環境学部
実施期間 2012年4月17日~
活動内容

「東日本大震災 わたしたちの声」は被災地の声を集積・公開することを目的としたサイトであり、被災された方々や現場で支援に携われている方自身が、さまざまな想いや願いを発信し、皆で共有することを目的に運営する。
状況や時間の変化とともに変わる多様な想いやニーズを発信していただき、それを検索可能な形で長期間保存することで、よりきめ細かな復興支援活動のヒントとして役立てていく。

国際シンポジウム「震災後のいま問いかける」を開催

代表者名/主管部署 法政大学サステイナビリティ研究教育機構/国際日本学研究所
開催期間 2012年3月20日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容

東日本大震災と原子力発電所事故によって、多くの犠牲と被害を受けました。この苦しみに向かい合う時、私たちは根源的な問いかけを発せざるをえません。「自然とは何か」、「自然の一部でありつつ自然に働きかける人間存在とは何か」という問いをめぐり、二部構成のシンポジウムで、地域文化と宮沢賢治を軸に対話します。
【午前の部】
テーマ「自然との共生と生業・生活文化
【午後の部】
テーマ「なぜ、『雨ニモマケズ』が読まれるのか」≪同時通訳付き≫

てつがくカフェ@ふくしま「特別編第2弾 あれから1年〈3.11〉で何が変わったか?」を開催

代表者名/主管部署 法政大学サステイナビリティ研究教育機構
開催期間 2012年3月10日
開催場所 福島ビューホテル
活動内容

東日本大震災から一年、果たして私たちの何が変わり、何が変わらなかったのか。そして、それは私たちの希望につながるのか。
てつがくカフェ@ふくしま特別編第2弾で、こうした問題について参加者の皆さまとお茶を飲みながら語り合う。

東日本大震災 北上町十三浜漁村復興支援トーク&ライブを開催

代表者名/主管部署 人間環境学部
開催期間 2012年2月25日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容

人間環境学部では、これまで、宮城県石巻市において、NPO法人PARCIC(パルシック)との提携のもと、震災ボランティア活動を実施してきた。今回は、石巻市北上町十三浜漁村の復興支援として、トーク&ライブを開催。震災以降、北上町の方々がどのような思いを抱いてきたのか、そして漁師の方たちが今、どんな問題に直面しているのかを、歌とお話で語っていただき、これからのことを一緒に考える機会とする。
【トーク】
「十三浜の漁師たちの被災と立ち向かう」
佐藤清吾さん(宮城県漁業協同組合北上支所委員長)
【ライブ】
渋谷修治とゆかいな仲間たち(北上町の被災者たちのバンド)
曲目:「君が愛したふるさと」「北上川」ほか

協力団体 特定非営利活動法人パルシック(PARCIC)

公開講演会「『いいたて』と生きる~震災によって何が変わったか 若者・教育者の立場から~」を開催

代表者名/主管部署 社会学部平塚ゼミ
開催期間 2012年1月29日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容

社会学部の平塚真樹教授が担当するゼミが、今年度の共同研究のまとめとして、3.11の東日本大震災に伴う原発事故で全村避難を余儀なくされている福島県飯館村の関係者の方々をお招きして、講演会を開催。震災後の生活の変化や、現在直面されている葛藤についてお話をしていただく。震災当時のことや現状を知り、私たちは何をすべきかを一緒に考える機会としたい。
【講 師】
佐藤和義さん(福島県立相馬農業高校飯館校教諭)
佐藤健太さん(「愛する飯館村を還せプロジェクト 負げねど飯館!!」常務理事

第24回サス研フォーラム「原子力の持続可能性を問う」を開催

代表者名/主管部署  法政大学サステイナビリティ研究教育機構
開催期間  2012年1月29日
開催場所  市ケ谷キャンパス
活動内容

福島第一原発の事故は、原子力技術の持続可能性の問い直しを迫る出来事であり、原発の存否や管理の在り方を決するには、その問い直しが不可欠である。このフォーラムでは、問い直しの一環として、1)原発事故を歴史的な視点で吟味してその意味を解明すること、2)農業において放射性物質の影響を抑止すること、3)エネルギー源の転換に向けて再生可能エネルギーの普及を図ること、という3つの課題への取り組みを報告した。
【報告内容】
「年表的手法による原発事故の解明―福島とチェルノブイリ」
舩橋晴俊(サステイナビリティ研究教育機構 機構長)
「放射能時代の農業・農村の持続可能性を問う~水溶性セシウムの動態に着目した栽培実験・圃場評価の展望~」
石井秀樹(サステイナビリティ研究教育機構 リサーチアドミニストレータ)
「再生可能エネルギーの普及に向けた政策と動向―福島県いわき市を事例に」
大平佳男(サステイナビリティ研究教育機構 リサーチアシスタント)

てつがくカフェ@外濠「3.11以後の日本を考える―震災・原発事故をてつがくする―」を開催

代表者名/主管部署  法政大学サステイナビリティ研究教育機構
開催期間  2011年12月17日
開催場所  市ケ谷キャンパス
活動内容

法政大学サステイナビリティ研究教育機構では、東日本大震災と原発事故をテーマとして取り上げた「てつがくカフェ@外濠」を開催した。
東日本大震災から9カ月、東京はいつもどおりの日常を取り戻したかのように見えるが、震災と原発事故の余波は現在もなお深刻である。この事実をもう一度見つめ直し、3.11以後の日本について、哲学的に考え直す機会を設けた。カフェ感覚の開かれた場として参加者は自由に議論を行った。

東日本大震災復興支援のため、陸前高田市議会と連携協定を締結

代表者名/主管部署  法政大学サステイナビリティ研究教育機構
開催期間  2011年11月16日
開催場所  市ケ谷キャンパス
活動内容

2011年7月から「東日本大震災被災地自治体公文書救出保全事業」として取り組んできた、津波で被災した陸前高田市議会の永年保存文書の乾燥、クリーニング、デジタル化などの活動について、陸前高田市議会との間で包括的な連携協力のための協定を締結。11月16日午後3時から市ケ谷キャンパスで陸前高田市議会議長と総長が出席し、調印式を行った。
震災復興に関連して大学と議会との間で連携協定が結ばれるのは初の例で、本学の議会研究の伝統とアーカイブ学のノウハウにより、被災地復興の一助となることを目指す。

シンポジウム「東日本大震災をこえて」

代表者名/主管部署  現代福祉学部/後援会
開催期間  2011年10月15日
開催場所  多摩キャンパスA棟
活動内容  参加スタッフ:教員約30名、学生約20名を予定
本シンポジウムでは、現代福祉学部で実施している自治体推薦特別入試対象地域のうち、被災地である岩手県遠野市、栃木県茂木町、茨城県大洗町の市町長を招いて、被災地の現状や復興への方途などについて報告・討論を行い、被災地支援への理解を深める。当日は、他の自治体推薦特別入試実地地域の連携首長も参加する予定。
また、参加自治体からの提供を受けた特産品を「東北支援特産品販売フェア」として販売し、その収益を被災地の復興支援に役立てることも合わせて計画している。

エクステンション・カレッジで「東日本大震災チャリティ講座」を開講

代表者名/主管部署 法政大学エクステンション・カレッジ
開催期間 2011年10月8日~12月10日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容

資格取得や語学力向上支援や文化教養講座を数多く開講しているエクステンション・カレッジで、東日本大震災からの復興支援を行うため、チャリティ講座を開講。講座受講料の一部を寄付金として被災地復興に役立てる。
チャリティ講座では、田中優子社会学部教授をはじめとする本学教員が講師を務める「大人のための古典文学」(全7回)や、尾木直樹キャリアデザイン学部教授による講演会「尾木ママが語る-大震災後の子どもと教育-」、沖縄文化研究所協力による「沖縄文化講座」(全6回)を開講予定。

関連リンク

法政大学キャリアデザイン学会主催による研究会「大震災後の社会活動」を開催

代表者名/主管部署 法政大学キャリアデザイン学会/キャリアデザイン学部
開催期間 2011年10月8日
開催場所 市ケ谷キャンパス
活動内容 「大震災後の社会活動」をテーマに研究会を開催し、被災地支援者の専門性を活かした貢献のあり方を議論した。議論の中では、専門性(キャリア)を活かすことの効果だけでなく、その危険性も視野に入れて、参加者と一緒に専門性と地元当事者性との組み合わせに被災地の将来展望を模索した。なお、研究会後にチャリティー・パーティを開催し、その利益を被災地である釜石市へ寄付する予定です。
講演
・「震災後都市計画の課題-釜石を事例に」大堀研氏(東京大学社会科学研究所・助教)
・「医療からみた阪神大震災-まちづくりの始まり」上田耕蔵氏(神戸医療生活協同組合神戸協同病院院長、社会福祉法人駒どり理事長)

高齢者安否確認システム「見守りくん」を利用した被災地支援

代表者名/主管部署 渡邊嘉二郎 理工学部教授
開催期間 2011年9月14日~
開催場所 岩手県北上市大船渡
活動内容 渡邊教授が有限会社デンケンと共同開発した高齢者安否確認システム「見守りくん」を、岩手県北上市との協力のもと、被災地域の仮設住宅で生活する高齢者宅等に設置し、安否確認に役立てる。
「見守りくん」は、寝具やトイレの床マットの下にセンサーを置くことで、対象者に監視されているという意識を感じさせずに安否を確認できるシステム。24時間センサーが反応せず、電話回線に設置された親機がセンサーの発する電波を受信しないと、登録先の家族や病院に自動的に連絡される仕組み。
協力団体  岩手県北上市

社会貢献・課題解決教育課外実習プログラム「フィールドワークと地域振興・復興への提言」

代表者名/主管部署 地域研究センター
開催期間 2011年9月~2012年3月
開催場所 栃木県芳賀郡益子町
活動内容 参加者:教職員2名、学生16名、その他2名
本学と事業協力協定を締結した地域の一つであり、東日本大震災により「登り窯」が壊滅的打撃を受けた益子町において、地域研究センターが実施している「社会貢献・課題解決教育」の課外実習プログラムを実施し、地域振興および復興に向けて現地でのフィールドワークを行った。9月には現地へ赴き、町長をはじめ地域づくりを担う多くのキーパーソンにお会いし、ヒアリングを実施した。今後は、大学でブラッシュアップした後、益子町において、学生によるプレゼンテーションを行う予定。

震災ボランティア特別フィールドスタディin石巻

代表者名/主管部署 人間環境学部
開催期間 2011年8月6日~13日、15日~22日
開催場所 宮城県石巻市
活動内容

参加者:教員4名、学生14名
宮城県石巻市において、NPO法人PARCICと提携し、特別フィールドスタディとして震災ボランティア活動を実施。参加者は、2度の事前学習会に参加し、震災の全体像や、活動場所についての知識を深めるとともに、ロールプレイングゲームなどを通じてボランティア活動の難しさや、支援を行うことの意味について考えるなどの経験を積んだ後、第1次(2011年8月6日~13日)・第2次(同8月15日~22日)の2グループに分かれて、それぞれ1週間にわたって現地に泊まり込み、さまざまな支援活動を行った。
参加者は、公開報告会でレポートを発表する予定。なお、このフィールドスタディは、秋以降も開催する予定です。

協力団体 NPO法人PARCIC
関連リンク

社会体験プログラム~東日本大震災の被災地から学ぶ~

代表者名/主管部署 現代福祉学部
開催期間 2011年8月1日~12日、および後期授業期間(振り返り授業)
開催場所 多摩キャンパス・岩手県遠野市
活動内容 岩手県遠野市を活動拠点とし、被災地での復興(ボランティア)活動に参加し、そこから学ぶ活動を教育プロセスととらえ、全国的にも稀な正課の単位認定(2単位)プログラムとする。プログラムは事前研修(ガイダンス・研修)、現地活動、事後研修(活動報告)からなり、NPO法人遠野山・里・暮らしネットワークの下で研修と指導を受けながら、各学生のスキルに応じた支援活動に従事する。遠野市役所の関係部署の職員からも直接研修指導を受ける予定。
対象学生:現代福祉学部1~4年生。1クール30~35名程度、延べ60~70名程度を予定。
協力団体 NPO法人遠野山・里・暮らしネットワーク、遠野市

牡鹿半島サマーキャンプにおける被災状況調査

代表者名/主管部署 下吹越 武人デザイン工学部教授/渡辺 真理デザイン工学部教授
開催期間 2011年7月20日~24日
開催場所 牡鹿半島萩浜中学校ほか
活動内容 参加者:教員2名、学生4名 全国の16の大学チームが分担して牡鹿半島の28の浜の被災状況をフィールドワークする。地元住民へのヒアリングを行う中で、復興の具体的な提案を行い、住民との意見交換も行う。サマーキャンプの成果は8月から横浜で行われる横浜トリエンナーレの新・港村で展示される予定。
協力団体 建築家による復興支援ネットワーク「アーキエイド」

原発・震災問題緊急シンポジウム「震災・原発問題の投げかけている課題と復興への展望:地域再生の視点から」

代表者名/主管部署 サステイナビリティ研究教育機構
開催期間 2011年7月3日
開催場所 市ケ谷キャンパス 外濠校舎2階S205教室
活動内容 本シンポジウムは、大震災・津波被災と原発問題の実像に迫りながら、これからの復興と再生のあり方、さらには今後の日本の国家デザインのあり方にも踏み込んで検討することを目指す。 【基調講演】「震災と復興」赤坂憲雄氏 【講演】 「福島原発事故と日本の原子力政策」伴英幸氏 「岩手から見た震災復興のための地域再生の諸課題―若手社会学者の視点から」茅野恒秀氏 「浜の営みがあって、私たちの食卓がある」小山厚子氏 【パネルディスカッション】司会:河村哲二 経済学部教授

大震災から学びあう法政高大講座

代表者名/主管部署 平塚 眞樹社会学部教授/小川 太朗法政中学高等学校教諭
開催期間 2011年7月、12月、およびその前後の期間(準備、ふりかえり)
開催場所 主として法政中学高等学校
活動内容 東日本大震災と原発事故という未曾有の経験から、学校における学びのあり方も問われているとの認識に立って、生徒が選択制で学ぶ特別講座(7月、12月)に「震災から学ぶ高大連携講座」を設置する。大学教員・中高教員・生徒有志で自主的に実行委員会を組織し、生徒の「学びたい」要求に根ざしたテーマに即して、法政大学で先端的研究に取り組んできた研究者に講義をお願いし、学び論じあう場とする。オープニングとなる講座第一回目は、「福島原発でいま起こっていること」をテーマに、本学元工学部教授井野博満先生をお招きして、中高教員とのトーク形式での講義および参加生徒・教員との質疑・討論を行う予定。高大交わる自主的な学びの共同体づくりを通して、「支援」にかかわる主体を育て合い、同時に、震災後の学校教育のあり方を考え合う場にしていくことをめざす。

法政二高の生徒有志による東日本大震災一時避難者支援プロジェクト

代表者名/主管部署 佐藤 百合子二中高教諭
開催期間 2011年6月20日~22日、24日、7月21日、22日
開催場所 川崎市とどろきアリーナ
活動内容 参加者: 教員1名、生徒15名
法政二高3年の大谷海渡さんが発案し、呼びかけに応じた生徒有志とともに、東日本大震災の被災者の方々が一時避難しているとどろきアリーナで支援活動を実施。「自分たちにできること」を主眼として、放課後、とどろきアリーナへ足を運び、避難所で生活を送る子どもたちとのふれあいや、大人の方のお手伝い(身の回りの雑務など)や語らいの機会をもった。短時間ではあるが被災者の方々との交流を通じて、被災後の現状を理解する機会となった。

第1回人間環境特別セミナー「とにかく考えてみよう」(映画の自主上映とディスカッション)

代表者名/主管部署 人間環境学部・環境マネジメント研究科(人間環境学会)
開催期間 2011年6月18日
開催場所 市ケ谷キャンパス さったホール
活動内容 参加スタッフ:教員10名以上、学生10名以上
学部内の教員有志の発案を採用した学部の「ESD」(Education for Sustainable Development)活動としての公的な企画で、大震災を契機に、教職員・学生がともに「持続可能な社会」のあり方について考え、ビジョンを発信する試行としての催しである。当日は、ドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を上映し、エネルギー問題や地域社会のあり方、持続可能な社会の可能性などについてディスカッションを行った。参加者は内外から170名以上であった。なお関連して、被災地における復興ボランティア活動を行うNPOと連携して、この夏から、震災ボランティアのインターンシップ的な「フィールドスタディ」(学部の正規科目)も企画され、学部として公的に催すことになっている。

震災・原発問題特別研究班による被災地実情調査

代表者名/主管部署 サステイナビリティ研究教育機構(河村哲二 教授)
開催期間 2011年6月3日~6日
開催場所 岩手県津波被災地(陸前高田市、大船渡市、釜石市、大槌町、山田町、宮古市・田老町)
および宮城県津波被災地(女川町、石巻市、塩釜市、仙台市仙台空港・名取・閖上地区)
活動内容 参加者: 教員11名
法政大学サステイナビリティ研究教育機構の震災・原発問題特別研究班の今後の調査・研究活動の整備と拡充および今後の被災地支援の方途を探求するため、三陸地域の震災・津波被災地の被災状況と現状、および復旧.復興の動きなど今後の方向の実状について、岩手県津波被災地(陸前高田市、大船渡市、釜石市、大槌町、山田町、宮古市・田老町)および宮城県津波被災地(女川町、石巻市、塩釜市、仙台市仙台空港・名取・閖上地区)を視察した。

東日本大震災地の被害調査と文書被害調査(共同調査)

代表者名/主管部署 サステイナビリティ研究教育機構(金 慶南准教授)
開催期間 2011年6月1日・2日
開催場所 陸前高田市、気仙沼市、南三陸町、女川町
活動内容 参加者: 教員1名、学生1名
東日本大震災で壊滅した陸前高田市、気仙沼市、南三陸町、女川町の被災地を調査。群馬県立文書館の館長ら5人と公文書の被害状況について共同調査を行ったが、現場は、流されなかった公文書が庁舎に散乱し、無造作に積まれている状態で、緊急に文書救済対策が必要な状況であった。文化財については国が対策をしているが、文書被害については、まだ救済対策がない状態のため、国、地方自治体、専門家などが力を合わせて、緊急に文書救済対策(公文書、私文書)を立てる必要がある。サステイナビリティ研究教育機構の環境アーカイブズは各市町村に被災された記録について専門的な管理意見を提出して、支援を行う予定。
協力団体 群馬県立文書館、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会、リアス芸術文化市民の会、国文学研究資料館

「法政水」を利用しての法政大学東日本大震災義援金への寄付

代表者名/主管部署 事業室/自主マスコミ講座
開催期間 2011年6月1日~(販売開始)
開催場所 法政大学キャンパス内
活動内容 自主マスコミ講座生の提案により、(株)エイチ・ユー(本学の子会社)が販売している天然水「法政水」を10円値上げして90円で販売し、その値上げ分を東日本大震災の被災地復興支援のための義援金として寄付する。