お知らせ

コロナウイルス感染拡大に伴う家計急変、並びにオンライン授業受講環境に関する本学の学生支援まとめページ

  • 2020年05月29日
  • 奨学金
お知らせ

法政大学では、学生の皆さんの本学での勉学継続のために、従来から様々な形で、修学に困難がある学生や、家計が急変した学生への支援を行ってきました。しかしながら、今回のコロナウイルス感染症拡大による社会経済への影響は計り知れません。授業料を負担下さっているご家族の経済状況に変化が生じた方、またご自身のアルバイトの仕事を失った方など厳しい状況は既に広がっています。また、この状態がいつまで続くのかも現時点で見きわめがつかず、多くの方が不安を抱えています。

加えて今学期は、「緊急事態宣言」のもとでキャンパス入構を禁止し、感染症の状況が落ち着くまで当分の間、全授業をオンラインで実施することとしました。それに伴い、学生の皆さんにオンライン授業受講上の機器・通信環境を整えていただくことを、お願いしました。これも学生の皆さんやご家族に少なからぬご負担をかけていることと思います。

本学では、こうした現下の状況にかんがみ、従来からの支援制度に加えて、さらなる学生支援のための多様な方策を急ぎ検討し、順次決定し、速やかに対応すべく、いま動いています。すでに、家計急変した本学の付属校生徒・大学生・大学院生を支援するための募金制度の創設、大学院生を対象にした学費延納制度の導入を決定しました。また、オンライン授業受講のための環境支援は、PC貸与、ルーター貸与等をおこなう方向で準備に入っています。台数と貸出開始日等詳細が確定しましたら、すぐにお知らせします。

通信環境が整うことによって、受講はもちろんのこと、大学の設備をオンライン上で利用する幅も広がります。たとえば本学では図書館の年間予算の約三分の一がデジタルの書籍、雑誌、データベースの充実にあてられています。図書館はインターネットを介してかなりの本を読むことができるようになっています。順調に受講や読書、調べもの等ができるよう、システムの増強と追加も急遽おこなっており、皆様の学納金はこの状況に対応するために必須のものとなっております。

今後、さらに新たな学生支援を決定すると共に、随時皆さんにお伝えしていきますが、以下に現時点でお伝えできる情報をお知らせします。ぜひ役立てて下さい。
すべての学生の皆さんが、法政大学の一員として、この厳しい状況のもとでも、少しでも希望をもち豊かな学びの機会をつくっていけるよう、大学教職員一同、努力を継続します。
 

2020年4月24日
法政大学総長
田中優子

掲載履歴

7月7日

5月29日

5月26日

5月22日

5月7日

5月1日

4月24日

オンライン授業受講環境の支援

家計急変学生への経済的支援

学生の学内雇用の拡大(新規募集)

新型コロナウイルス緊急対策奨学基金の設置

この間のコロナウイルス感染症の影響で、いま学業継続上の困難に直面している本学の付属校生徒・学部生・大学院生を支援する目的で、期間限定の募金「新型コロナウイルス緊急対策奨学基金」を、本日設置いたしました。(募集期間2020年5月1日~2020年7月31日)

◆募集対象
卒業生、教職員、本基金にご賛同いただける皆さま

国などによるコロナウイルス感染症による影響を受けた学生への支援の取り組み


本学における従来からの取り組み・支援制度

参考ページ

<今後のご案内について>
それぞれの支援については準備出来次第、「法政ポータルサイト(HOPPII)」に案内を掲載いたします。