| 氏名 | 研究科・学部 | 専攻・学科 | 学年 |
|---|---|---|---|
| 榎本 航 | デザイン工学部 | システムデザイン学科 | 4 |
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作品要旨
とある梅雨の日。
雨に打たれる蛙は何を考えているのでしょう？
別に何も考えてなさそうな顔をしていますね。
パラパラと響く雨の音、遠くから聞こえてくる蛙たちの合唱。
じめじめとした季節の中の、心おちつく、ちょっとしたワンシーン。
作品解説
自身の卒業制作の技法の一環として手描きのアニメーションをやってみたかったので、あくまで趣味の一環として作成したアニメーション作品です。
雨の表現や、動植物の動きを強調するためにあえて色は付けず、白黒の世界でシンプルでありながら見飽きない様な作品を目指しました。
かえる や はっぱ にあたった水滴が跳ね返る表現を細かく描画したところがこだわりポイント。
デジタル技術の使用箇所・方法
Clip Studio Paintですべて手書きでイラストを描き、少しずつ位置をずらしたものを背景透過にし、pngファイルとして出力。その後、Adobe Premiere Proでその画像を取り込み、画像一枚のデュレーションタイムを約0.4~0.8秒ほどに変更して並べることで本作のようなアニメーションが完成した。
雨の描画は３種類の雨を模した線の画像を上記のように画像一枚のデュレーションタイムを約0.4秒に設定し、その３種類の画像を交互に表示することで表現した。
また、序盤動きのないカエルに命を宿らせるために、カエルの線画を２種類用意し、交互に表示させることで線が少し動いて見えるような工夫もした。