氏名 | 研究科・学部 | 専攻・学科 | 学年 |
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溝部 亜州輝 | 国際文化学部 | 国際文化学科 | 3 |
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SNSが当たり前になり、周りからどうみられているかを常日頃から気にするような世の中になった。とりわけ若者は鏡があれば、いや何か反射するものを見つければ髪を直したり、顔をいじったりなど外見を整えることに必死になっている。そんな失われた自分への風刺としてこの作品を制作した。
昨今SNSの影響で、とりわけ若い人たちは、外見を過度に気にしすぎているのかもしれない。電車のドアの反射で髪型を直している大学生を見てそう感じた。確かに周りからどう見られているかを気にすることは悪いことではなく、むしろ、そうすることが重要な時だってある。しかし、このご時世、異様なまでのルッキズム社会においては、それが当たり前になりつつある。そんな中で、自分の容姿にコンプレックスを感じたりする人が多くなり、もはや自分で本当の自分を受け入れられなくなっているまでもある。こうした現状をこの作品では風刺している。
プロクリエイトというアプリケーションを利用し、水彩画風にスケッチしたものを読み込んで、デジタル作品に仕上げた。