| 氏名 | 研究科・学部 | 専攻・学科 | 学年 |
|---|---|---|---|
| 鈴野 莉々 | 国際文化学部 | 国際文化学科 | 3 |
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作品要旨
大きな決断をする時には、頭の中でたくさんのことを考えます。しかし、考えた上で最後に結論を出す時には勢いも必要です。自分の出した決断を自信に勢いよく前に進んでいく様子を描きました。
作品解説
今回の絵は自身の経験から描いています。演劇の活動をしていて、所属している演劇の団体で次回公演の監督に立候補しました。絵には頭と髪の周りにたくさんの物が描いてあります。これらは頭からはみ出るほど、良いこと、悪いこと、関係のないことを色々考えた様子を表現しています。自分にグループをまとめる能力があるだろうか、みんなついてきてくれるだろうか。しかし、考えた結果最後に残ったのは、演劇が好きだからやってみたい、という答えでした。証拠、裏付けはないです。しかし考えているだけでは進みません。絵の女性は考えていたことを連れて、前を向こうとしています。悩んだことはたくさんありましたが、最後は勢いよく自分の決断に自信を持って全力で前へ進んでいきたい、という思いを表現しています。
デジタル技術の使用箇所・方法
下書きから色塗りまで全てAdobe Frescoで作成しました。大まかな配置の下書きを描いた後、下書きレイヤーの色を薄く調整し、本番の絵を描き始めました。頭の周りの物体や模様はすべてレイヤーを別にして描いているので、場所を移動させたり、レイヤーの上下を変えたりして、理想の場所を探しながら作成しました。基本的にペンの機能を使った一色のベタ塗り部分が多いですが、顔は筆の機能を使って、影や光を重ね塗りをしながら表現しています。