お知らせ

今後の本学における授業ならびに施設等の利用について

  • 2020年05月29日
お知らせ

法政大学の学生・教職員の皆さまへ

今後の本学における授業ならびに施設等の利用について

2020年7月3日更新
2020年5月29日
法政大学総長
田中 優子

<7月3日掲載>

本学では5月25日の緊急事態宣言解除後、以下に掲載しましたように、感染症対策を講じたうえで段階的に、入構並びにキャンパスにおける活動の制限を緩和してきました。
6月22日以降の現在は、以下で示しました「第3段階」として、一部の科目について対面型の授業も実施しています。
しかしながら、この間の東京都における感染者増加の動向、とりわけ20~30代の若年層の感染の増加や、本学学生が首都圏を中心に広範囲から通学することなどを総合的に判断し、来週7月6日以降、入構並びにキャンパスにおける活動の制限を強化することを決定しました。
7月6日以降は、以下で示しました「第2段階」に活動制限レベルを戻し、一部実施中の対面型授業を停止(全授業のオンライン化)し、課外活動のための学内施設利用を再度停止します。その詳細は、法政ポータルサイト(Hoppii)などで別途通知します。
また7月6日以降の「入構ルール」と「活動指針」につきましては、以下に掲載します。

今後の更なる制限強化の必要性については、来週あらためて検討・判断し、更なる制限強化をおこなう場合は、速やかに周知いたします。
短い周知期間となりますが、学生・教職員の皆さまには、ご理解ご協力をお願い申し上げます。
学生の皆さんには、若年層での感染拡大傾向が顕著であることを理解いただき、自分と他者を守るために必要な行動の徹底を、強くお願いいたします。


<5月29日掲載>

首都圏地域についても、5月25日をもって政府による緊急事態宣言が解除され、あわせて、東京都による大学への休業要請が解除されました。
法政大学では、今後も、学生並びに教職員の健康と安全を守ることを第一に考え、感染拡大防止の社会的責任も引き続き果たしながら、本学学生の皆さんへ質の高い教育を提供する責任を果たしていくことを指針として、以下の対応方針を定めました。ぜひご理解・ご協力をいただきますよう、お願い申し上げます。
なお、感染症の今後の動向は見定められません。今後の新型コロナウイルス感染症の状況により、再度、入構制限等の措置を行う場合がありますので、今後も引き続き、本ウェブサイト等をご確認ください。

基本的方針

*以下の日程は、感染症の状況が悪化せず推移した場合の予定です。

【1】キャンパスへの入構制限は6月1日(月)以降、感染症対策を講じたうえで、段階的に、緩和していきます。ただし、今後も感染拡大防止に努める必要がありますので、不要不急の通学・通勤は避けてくださるようお願いします。
学内施設の利用については、感染症対策を講じたうえで、教育や研究を進めるために重要性の高い図書館等の施設から優先して、段階的に利用再開を進めていきます。また原則として615日(月)以降、学内の各種事務窓口にて、対面での相談業務にも応じられる体制を徐々に広げていきます。
本項目に関する具体的な対応は、以下の 1 をご覧ください。

【2】本年度春学期の授業は、今後も原則としてオンライン授業を継続します。なお、今後感染の広がりが見られない場合には、622日(月)以降、一部の科目について、感染症対策を講じたうえで、対面型の授業を実施する可能性があります。その場合でも、さまざまな理由から登校を希望しない学生の皆さんが不利にならない対応をとります。
本項目に関する具体的な対応は、以下の 2 をご覧ください。

【3】 学生による課外活動や、そのための学内施設の利用については、622日(月)以降、感染症対策を講じたうえで、段階的に制限を緩和し、活動の再開をめざす予定です。今後、活動を再開していく過程では、学生の皆さん個々人や団体が、決して感染拡大をしない、責任ある行動をとることが不可欠です。
本項目に関する具体的な対応は、以下の 3 をご覧ください。

今後の具体的な対応予定

1 キャンパスへの入構と学内施設利用に関して

*以下の日程は、感染症の状況が悪化せずに推移した場合の予定です。
*以下に記載の「感染症対策」の具体的な指針・ガイドラインについては、あらためてお知らせします。

【第1段階: 6月1日(月)より】
 a 学生は、特別な理由がある場合、事前予約のうえで、一定時間帯、特定の通用門から入構可能とします。
   入構が認められる場合、時間、入構できる門など、詳しくは、「現在のキャンパス入構ルール」(毎週更新予定)で確認ください。
   なおキャンパスごとに対応が異なる場合がありますので、十分ご注意ください。
 b 入構時には、学生証・教職員証の提示が必要な場合がありますので、必ず携帯ください。
 c 図書館はこの期間閉館予定ですが、学部4年生・大学院生・教員を対象にした図書の郵送貸出サービスなどは行っています。(図書館サイト

【第2段階: 6月15日(月)より】
 この時期も各キャンパスにおける入構ルールについては、現在のキャンパス入構ルール(毎週更新予定)で確認ください。キャンパスごとに対応が異なる場合があります。
 この時期より、感染症対策を講じたうえで、以下の対応を開始する予定です。
 a 図書館の限定開館を再開します。今後さらに再開日程を早める場合もありますので、現時点での図書館利用方法や今後の開館に向けた情報は、「図書館サイト」で随時確認ください。
 b 各学部・大学院事務、学生センター、キャリアセンター等の各窓口業務を、段階的に再開します。
 c 各キャンパスにおける情報カフェテリアの学生利用を、限定的に再開する予定です。
 d 自宅の通信環境が不十分な学生を対象に、各キャンパスの一部の教室を開放します。

 以上の情報の詳細は、今後、「法政ポータルサイト(Hoppii)」でお知らせします。

【第3段階: 6月22日(月)より】
 この時期も各キャンパスにおける入構ルールについては、現在のキャンパス入構ルール(毎週更新予定)で確認ください。キャンパスごとに対応が異なる場合があります。
 この時期より、感染症対策を講じたうえで、以下の対応を開始する予定です。
 a 一部の科目について、各キャンパスにおける対面型の授業を実施する可能性があります。
 b 学生による課外活動や、そのための学内施設の利用について、段階的に再開を進めます。

2 授業に関して

 a 今後も原則として本学期末までオンライン授業を継続することから、本年度春学期は、大学として期間を定めた定期試験を実施しません。
   本学期の成績評価の方法は、授業を担当する教員が定め、各科目の「学習支援システム」に提示しますので、確認ください。
 b 6月22日以降、対面型で授業を実施する可能性がある科目は、以下の予定です。
   ① 実験・実習系科目
   ② 1年生向け少人数演習科目(基礎演習、入門演習等)
   ③ 4年生向け少人数演習科目(卒論演習等)
   ④ 大学院の特定科目
   具体的な科目、日程の予定については、対面型の授業開始日2週間前までに、各学部・研究科より「法政ポータルサイト(Hoppii)」でお知らせします。
 c 対面型の授業を一部実施する際には、キャンパス内の感染症対策の他、以下の対応を講じます。
   ① 対面型の授業をオンラインで配信するなど、学外からの授業参加も可能な方法の提供。
   ② 各キャンパスの空き教室を開放し、登校した学生が、「三密」を避けて、キャンパス内でオンライン授業にも参加できる環境整備
   ※登校を希望しない学生に対する代替的な受講の機会については、科目の提示後、各学部にお問い合わせください。
 d 現在本学では、コロナウイルス感染症の影響で、大学での学びをあきらめざるを得ない学生を生み出さないために、オンライン授業の環境整備支援含めて、
   様々な緊急の学生支援を実施しています。詳しくは、「コロナウイルス感染拡大に伴う家計急変、並びにオンライン授業受講環境に関する本学の学生支援について」をご覧ください。

3 学生生活、課外活動に関して

 a 課外活動の今後の制限緩和や学内施設の利用再開については、あらためて本学ウェブサイトで、お知らせします。
 b 体育会各部の活動再開や体育館等学内施設の利用再開については、あらためて本学ウェブサイトでお知らせします。
 c 学生相談室、障がい学生支援室等の相談窓口の利用再開については、あらためて本学ウェブサイトでお知らせします。

以上