近年、全国の大学で飲酒による死亡事故のほとんどは、「イッキ飲み」による急性アルコール中毒によるものです。「イッキ飲み」をすると血中のアルコール濃度が急激に上昇し、一種の麻酔状態となって意識を失います。「イッキ飲み」は絶対にやめてください!
血中濃度 | 平均的酒量 (例:ビール大びん) |
酔いの状態 | |
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爽快期 | 0.02~0.04% | ~1本 | 気分爽快、陽気になる。 皮膚が赤くなり、判断力が少しにぶる。 |
ほろ酔い期 | 0.05~0.10% | 1~2本 | 体温が上がり、脈が速くなる。 理性を失い、手の動きが活発になる。 |
酪酊初期 | 0.11~0.15% | 3本 | 立てばふらつく。 怒りっぽくなり、大声でがなりたてる。 気が大きくなる。 |
酪酊期 | 0.16~0.30% | 4~6本 | 千鳥足になる。 何度も同じことをしゃべる。 呼吸が速くなる。 吐き気、嘔吐がおこる。 |
泥酔期 | 0.31~0.40% | 7~10本 | まともに立てない。 意識がはっきりしない。 言語がめちゃめちゃになる。 |
昏睡期 | 0.41~0.50% | 10本以上 | ゆり動かしても起きない。 大小便はたれ流しになる。 呼吸はゆっくりと深い。 死亡 |
お酒をおいしく飲み、楽しく語らうには、「ほろ酔い初期」の段階で切り上げるのが望ましく、こうすればトラブルを起こす心配がありません。
(参考資料:財団法人アルコール健康医学協会「飲酒の基礎知識」)
急性アルコール中毒は、迅速に適切な処置をすれば死亡事故は防げます。飲酒中に気分が悪くなった人がいたら、必ず付き添って介抱してあげてください。それが、死亡事故を防ぐ確実な方法です。
2011年4月1日付で施行されました。詳細は学内掲示、学生手帳で確認してください。
キャンパス内では、防火の観点から、コンロを使っての煮炊き、焚き火・花火は、原則禁止です。ただし、つぎの3箇所では、多摩学生生活課に届出を提出して、教職員の立ち会いのもとで、バーベキューなど火を使った調理ができます。
届出は、使用予定日の1週間前までに、多摩学生生活課に提出してください。
学生の飲酒は原則禁止です。飲酒した状態で授業を受けることはできません。
小金井キャンパスでは、行事など教職員の同席を条件に、決められた場所(食堂等)での飲酒のみ認められています。事前に飲酒許可申請を学生生活課に提出し、許可を受けてください。