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市ケ谷キャンパス55・58年館建替工事の竣工について

  • 2021年02月10日
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市ケ谷キャンパス55・58年館建替工事に関して、2021年1月末に竣工いたしました。
55・58年館は開館以来、本学の学生が集い、学び、学生生活を謳歌する場として親しまれた戦後の日本を代表する大学建築でもあり、その特徴ある外観やディテールは、学舎とした卒業生のみならず、多くの人々の記憶に刻まれる存在でした。

そうした「キャンパスの記憶、歴史をつなぐ」というコンセプトも含め、本工事は2012年度から基本構想の策定に着手し、キャンパス全体の一体的利用を可能とする建物・外構配置、水と緑に恵まれた周辺環境との調和など、様々な観点での検討を重ねました。
基本構想の策定後、2014年3月に工事全体の着工を開始し、2016年8月に富士見ゲート、2019年3月に大内山校舎が竣工、その後中央広場や大内山庭園を中心とした外構工事を経て、予定通り2021年1月末に工事全体の竣工を迎えられました。

計画から10年あまり、着工から足掛け7年にわたる大規模な工事でしたが、事故、災害等もなく建替工事計画をすべて無事に完了することができ、市ヶ谷キャンパスのさらなる教育・研究施設、学生生活環境の充実が実現されました。
工事期間中はご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。学生、教職員や関係者の皆様には心より感謝を申し上げます。
以下、本工事で建設した主要な建物等になりますのでご覧ください。

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外濠側(正門付近)から見た富士見ゲート

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80年館側から見た大内山校舎、ボアソナード・タワー、富士見ゲート

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中央広場を中心とした工事区域全景