(重要)理工学部機械工学科航空操縦学専修の2025年度新入生受け入れ中止について
このたび法政大学では、理工学部機械工学科航空操縦学専修(定員30人)における2025年度新入生受け入れの中止を決定しました。これに伴い、今年度実施予定の航空操縦学専修の自己推薦入試・付属校推薦入試・一般選抜のすべてを中止いたします。
航空操縦学専修では、1・2年次に夏季集中授業として操縦実習科目を置き、3・4年次に初等操縦実習(自家用操縦士課程)、高等操縦実習(事業用操縦士課程・等級限定変更課程・計器飛行証明課程)の科目を設けています。各飛行訓練については、法政大学飛行訓練センターに所属する本学専任教員を中心として訓練委託先の協力を得て実施しておりますが、このたび、自家用操縦士課程・事業用操縦士課程の飛行訓練を担っている訓練委託先から、本学に対して、受け入れ態勢の検討により2025年度の飛行訓練の受け入れ規模を大幅に縮小したいとの申し入れがありました。さらに2026年度以降の受け入れについては確約ができないとの連絡も受けております。本学ではこの申し入れを重大な事態と受け止め、当該委託先との事業継続の交渉を重ねるとともに、新たな訓練実施態勢の確保に向けて各方面との折衝を急ぎ進めておりますが、現時点で新しい態勢を整える見通しが立っておりません。本専修は機械工学の知識を身につけたパイロットを養成する教育課程ですが、その教育の実施を完遂できない恐れがある状況のもとで新たに学生を受け入れることはできないと判断し、厳しい選択ではありますが、2025年度の新入生の受け入れを中止せざるを得ないとの判断に至りました。
自己推薦入試へすでに出願いただいた志願者の皆さま、また出願のご準備をなさっている皆さま、付属校推薦入試・一般選抜を目指して日々勉強なさっている皆さまには多大な迷惑をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます。
2026年度以降の募集については決定次第、改めて報告いたします。この時期にこのような決定をお伝えすることになり、重ねてお詫び申し上げます。
なお、在学生の教育については、影響を最小限にとどめるべく対応してまいります。
法政大学総長
廣瀬克哉