アスベスト対策

本学ではアスベストを封じ込め及び囲い込み処理した箇所の定期点検を年に1回実施しています。定期点検および補修工事の詳細は、各校地における建物別吹き付けアスベスト使用状況をご参照ください。

2017年11月29日現在

法政大学のアスベスト対策に関する基本方針

本学では、マスコミ報道により健康被害が社会問題化しているアスベストに関し、本法人が保有する全建物(付属校、校外施設を含む)を対象に建築設計コンサルタント会社に依頼し、安全確保に向けて実態調査・補修工事を行いました。

アスベストは自然界に存在する繊維状鉱物で、一般生活環境空間にも存在している物質です。主に1955年~1975年に建築された建物の保温吸音、鉄骨の梁・柱の耐火被覆を目的とした吹き付け材として広く使用されてきましたが、その有害性が指摘され、1975年にアスベスト含有量5%を超える吹き付け作業が法的に原則禁止されたのを皮切りに年々使用が制限されてきました。

アスベストはそこにあること自体が直ちに問題なのではなく、飛び散ること、吸い込むことが問題となるため、本学でも該当個所のアスベストの状態を勘案しながら1987年度から1995年度にかけて計画的に対策工事を実施してきました。

いま、再びアスベストによる健康被害が社会問題化するなかで、構成員の安全確保を最優先課題として入念な実態調査と必要な対策を講じることにしました。調査の結果、一部建物に部分的な封じ込め材の剥がれが認められました。封じ込め材の剥がれはいずれも1~2センチ四方と小さく、その部分から人体に影響を与える量のアスベストが飛散する可能性は極めて低いと思われますが、夏期休暇中に補修作業を完了し、安全な教育環境を整えました。

また、2005年7月1日に施行された「石綿障害予防規則(第10条)」では、事業者の義務として「建物の壁・柱・天井などに吹き付けられた石綿等が損傷・劣化などによって粉塵の飛散などのおそれがある場合には、除去、封じ込め、囲い込み等の措置を講ずること」が規定されました。これはすでに封じ込め工事を施工した場所についても、封じ込め材の欠損がないかを定期的に点検する必要があることを意味します。
本学では東京都の「吹き付けアスベスト等に関する室内環境維持管理指導指針」など関連法規に則り、封じ込め処理をした場所に関しても年1回以上定期点検を実施し、封じ込め材の欠損などが認められた場合には、速やかに補修工事を行います。

本学は、こうした法人の保有する全建物に関して、今後も適宜対策を講じ構成員の安全確保に努めます。

2005年12月8日

各校地における建物別吹付アスベスト使用状況

※多摩キャンパス、小金井キャンパス、法政中・高等学校、第二中・高等学校、女子高等学校、学外施設では、露出した吹付アスベスト材は使用されていません。