お知らせ

クラブサークル紹介:法政大学お笑いサークルHOS

  • 2020年02月18日
お知らせ

全国イチ面白いサークルに!手づくりのライブ活動でお笑いの腕を磨く

「お笑いライブを開催し、漫才やコントを披露しています」と紹介してくれたのは小杉さん。お笑いライブは、学内外の会場で年に10回ほど開催。漫才ならば約3分間、コントならば約4分間を持ち時間として、新作のネタを披露しています。「ライブ前には部員たちの前でネタを見せて反応を探るのですが、実際に笑いをとれるかはやってみるまで分かりません。ライブ終了後の人気投票でいい手応えを感じると、次への励みになります」と胸を張ります。

お笑いサークルHOSに在籍する部員は約70人。ネタを披露する演者が40人、残りの約30人は、裏方のスタッフとしてライブ開催を支えています。「お笑いを見るのは好きですが、ステージに立つ勇気はないので、裏方の仕事を引き受けています」と語るのは、スタッフ長として、お笑いライブを支える藤森さん。「一つのライブが終わったら、すぐに次のライブの準備を始めます。スタッフのメンバーは、ライブごとに役割分担を決めて、フライヤー(広告用のチラシ)やパンフレット、出演者を紹介する映像を作成していきます。ライブ当日は、演者の出番に合わせて音響を操作するので、少し緊張しますね」と笑顔を見せます。

観客動員数が最も多く、演者もスタッフも力が入るライブは11月の大学祭。毎年、市ケ谷キャンパスの55年館で披露していましたが、今年からは他の校舎の大教室で、心機一転のステージとなりました。

自分の腕を試したい演者は、首都圏にあるお笑いサークルの連絡組織、お笑いサークル連盟が年に2回主催する大会にもエントリー。8月に開催される個人戦「大学芸会」では全国の学生芸人たちが集い、漫才やコントの持ちネタを披露しながら、熱い戦いを繰り広げます。

代表の堀越さんは「中学時代からお笑いが大好きで、入学後すぐにHOSに入りました」というほど、お笑いに夢中。現在は漫才とコントで違うユニットを結成し、貪欲に腕を磨いています。特に漫才コンビ「ビデボーイズ」は学外での人気も上々で、昨年の「大学芸会」で準優勝を獲得。今年もファイナリストとして決勝のステージに立ち、会場を沸かせました。「次の目標は、2月に開催される大学対抗の団体戦「NOROSHI」への出場です。漫才、コント、ピン芸人でチームを編成し、総合力を競う大会なので、ここで優勝して『全国イチ面白いサークル』と言われたい」と、闘志を燃やしています。

(初出:広報誌『法政』2019年11・12月号)

  • 左から、藤森彩花さん(人間環境学部人間環境学科3年)、堀越大海さん(デザイン工学部建築学科3年、代表)、小杉拓実さん(法学部政治学科3年)

  • 2018年2月に開催された「NOROSHI」の決勝ステージでネタを披露する「ビデボーイズ」

  • 千葉県の白子町で開催した夏合宿。演者もスタッフも和気あいあいとした雰囲気で交流を楽しむ

  • 2019年1月には、HOS創立20周年ライブを開催。卒業生も久しぶりにステージに上がって会場を盛り上げた