12月17日(火)に「FICオープンセミナー」をオンライン開催します。参加を希望される場合は、以下の要領の通りお申込みください。
1)日時:12月17日(火)17:00~18:30(予定) Zoomを利用
2)参加方法:
「一般参加者」、「本学学生参加者」はそれぞれ下記のフォームからお申込みください。なお、「本学学生参加者」は必ず法政大学メールを記入してください。
一般参加者 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd2uOpTXPrweAq57eHfhsxImuRlrmJMJBMt4oGd4YeACPqAKQ/viewform
学生参加者 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc3xgWRHYNizlEt2QBkB5kPkTghqZ8l_K3kAdxweYY03mQ9ZA/viewform
申請締切日:12月16日(月)正午まで
お申込み頂いたのち、Zoomミーティングへの「招待メール」をお送りします。研究会の時間帯に「リンク」を押していただければ、研究会に参加できます。なお、セキュリティ対策のため「一般参加者」の参加可否は、研究科及び学部において判断致しますので、ご連絡に少しお時間を頂くことをご了承ください。
3)内容:
国際文化情報学会に所属する教員と学生(大学院生・学部生)が参加する形でおこなわれる、教員による研究発表会です。学会に所属していない一般参加者にも公開します。
開催時間は1時間程度で(質疑応答含む)、リアルタイム・オンライン配信(Zoom利用、同期型)にて開催しますので、当日の指定された時間帯にアクセスして下さい(ミュートでのご参加にご協力ください)。
発表者・発表タイトルおよび要旨は以下の通りです。
輿石哲哉 法政大学国際文化学部 教授
タイトル:「言語変化をどう考えるか?―英語の語形成に焦点を当てて」
要旨:本発表では,言語変化をどう考えるか,さまざまな角度から考察する.まず,これまでの言語変化に関しての研究例をいくつか考察し,その問題点をあぶり出しながら,最終的に英語の語形成に焦点を当てて,言語変化も結局のところ,自然的なものと人間的なものの綱引き,相互関係の中で捉えていくのがよいとの見方を提示する.さらに,限られた時間ではあるが,このような考え方の持つ意味合いについても,本発表において,できる限り検討してみたい.
佐々木一惠 法政大学国際文化学部 教授
タイトル:「20世紀転換期アメリカ合衆国における普遍的教会の模索―聖公会による正教会とのエキュメニズムの試みから」
要旨:普遍的教会によるキリスト教の統一回復の試みは、19世紀以降、国民国家論へのアンチテーゼとして、信仰復興運動や平和主義思想の中で唱えられるようになった。本発表では、20世紀転換期の米国聖公会による正教会とのエキュメニズムを普遍的教会へのキリスト教の再統合の試みとして捉えていく。この時期アメリカ合衆国では、東欧・南欧からの移民の大規模な流入によりキリスト教の多様化が急速に進んでいた。本発表では、西部ウィスコンシン州の教区主教チャールズ・チャップマン・グラフトン(1830-1912)らの活動に注目し、彼らの「目に見える教会」を通じた普遍的教会の模索を検討する。そこから彼らの運動が、アメリカニズムと結びつきを強めていた当時のプロテスタンティズムへの抵抗であったことを示すとともに、彼らの活動の限界についても考察する。
4)問い合わせ先
今泉裕美子(法政大学国際文化研究科・国際文化学部 教授)
ficopenseminar(アットマーク)gmail.com
※(アットマーク)を@にかえて送信してください。