国際文化研究科国際文化専攻修士課程1年の玉村優奈さんによる論文「見過ごされる配慮――JICA環境社会配慮ガイドラインと異議申立案件をめぐって」が、国際開発学会主催の「第1回国際開発論文コンテスト」で最優秀論文賞を受賞しました。
国際開発学会は、1,600人余りの研究者と実務家が会員となっている学際的な学会で、本コンテストは国際開発分野の若手研究者・実務者の発掘と育成を目的に2021年に創設されました。
審査委員からは「日本のODAにおけるガイドラインという制度そのものの限界を見据えようと一石を投じた試みとして評価でき、グローバルな権力構造を垣間見せたという意義も見出せる。取り上げる事例をいかなる文脈に位置づけようとしているのかを適切に導きながら、論拠と見解を対応させて堅実に論証を進めていた」と高い評価を受けました。
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